なぜ噓をついてはならないのか --
小谷英生 /著訳   -- 白澤社 -- 2024.4 -- 19cm -- 150p

資料詳細

タイトル カントの「噓論文」を読む
副書名 なぜ噓をついてはならないのか
著者名等 小谷英生 /著訳  
出版 白澤社 2024.4
大きさ等 19cm 150p
分類 134.2
件名
個人件名 カント イマヌエル
注記 文献あり
著者紹介 1981年生れ。群馬大学共同教育学部准教授。専門は哲学、倫理学、社会思想史。著書に『歴史を書くとはどういうことか:初期近代ヨーロッパの歴史叙述』(勁草書房、2023年、共編著)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 カントは、「嘘論文」を書き、嘘の禁止に例外はないと反論した。現代の事象を例に嘘についての哲学的分析を行なったうえで、カントの「嘘論文」を新たに翻訳し分析。晩年のカントが鋭く提起した嘘をめぐる思考実験の意味をわかりやすく解き明かす。
要旨 「真実を言うことは義務であるという道徳的な原則は、無条件的なもの、絶対的なものとしてと受け取られてしまうならば、あらゆる社会を不可能にしてしまうだろう」というフランスの思想家コンスタンの批判に対し、カントは「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」(通称「嘘論文」)を書き、嘘の禁止に例外はないと反論した。本書は、現代の事象を例に嘘についての哲学的分析を行なったうえで、カントの「嘘論文」を新たに翻訳し分析する。晩年のカントが鋭く提起した嘘をめぐる思考実験の意味を気鋭の哲学者がわかりやすく解き明かす。
目次 第1部 「嘘」概念を整理する(嘘とは何か;正直であれば何を言ってもよいのか;嘘の害悪について);第2部 カントの「嘘論文」解題と翻訳(カント「嘘論文」解題;カント「人間愛から嘘をつく権利という、誤った考えについて」);第3部 政治に対する道徳の優位(カントの反論;コンスタンの原理概念;道徳的な政治とは何か)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7684-8001-4   4-7684-8001-2
書誌番号 1124004013
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124004013

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中央 5階人文科学 Map 134.2 一般書 利用可 - 2076495273 iLisvirtual
都筑 公開 134 一般書 貸出中 - 2076483127 iLisvirtual