親子の添い寝と「見るなの禁止」 --
北山修 /編, 荻本快 /編   -- 岩波書店 -- 2024.4 -- 20cm -- 231,3p

資料詳細

タイトル 「川の字」文化の深層心理学
副書名 親子の添い寝と「見るなの禁止」
著者名等 北山修 /編, 荻本快 /編  
出版 岩波書店 2024.4
大きさ等 20cm 231,3p
分類 146.1
件名 精神分析 , 家族 ,
著者紹介 【北山修】精神分析家・精神分析的精神療法家、医学博士。京都府立医科大学を卒業し、ロンドンのモーズレイ病院およびロンドン大学精神医学研究所で卒後研修。帰国後、北山医院(現・南青山心理相談室)院長。九州大学大学院人間環境学研究院および医学研究院教授などを経て、九州大学名誉教授、2021年より白鷗大学学長。国際精神分析協会会員。著書に『悲劇の発生論増補新装版』(金剛出版)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序としての随想 北山修著. 人間であり、動物であり 北山修著. 「川の字」あるいは添い寝文化を通してみた、両親のつながり 妙木浩之著. 臨床におけるカウチと「川の字」の空想 荻本快著. 「川の字」文化を生きる ジュマ・バサク著 石川与志也訳. 母と身体 岡村斉恵著. 三角関係の中の女性のこころ 鈴木菜実子著. 居場所がない 笠井さつき著. 「先生転移」に覆われた「甘え」 加藤隆弘著. 江戸文化にみる「川の字」文化 田中優子著. 罪悪感を抱えながらともに生きる 北山修述 田中優子述
内容紹介 両親の性行為を目撃することが神経症の原因になるとフロイトは分析した。親子が共に寝るのが一般的な日本では、子どもが巻き込まれやすい。「川の字」寝文化は、子どもの心や夫婦・親子関係にどんな影響を与えるのか。臨床の知見や文化表象から広く読み解く。
要旨 両親の性行為を目撃することが神経症の原因になるとフロイトは分析した。親子が共に寝るのが一般的な日本においては、子どもがそこに巻き込まれやすい。では、こうした「川の字」寝の文化は、子どもの心や夫婦・親子関係にどんな影響を与えているのか。臨床現場の知見、春画や説話などの文化表象から広く読み解く。
目次 第1部 「川の字」文化と心の問題―臨床現場からみる(人間であり、動物であり―劇的観点からみる;「川の字」あるいは添い寝文化を通してみた、両親のつながり;臨床におけるカウチと「川の字」の空想;「川の字」文化を生きる―インド・コルカタの経験から);第2部 「川の字」文化から臨床を問い直す―女性と精神分析(母と身体―「はぐくみ」という柔らかい禁止;三角関係の中の女性のこころ;居場所がない―母親であることの孤立と精神分析のワスレモノ;「先生転移」に覆われた「甘え」―「見るなの禁止」に隠された愛情への強い渇望);第3部 「川の字」文化と私たちとの間に―歴史から考える(「川の字」文化にみる日本の性と育児―江戸、そして現代)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061637-9   4-00-061637-4
書誌番号 1124004934

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