伝説になった神の獅子 -- 世界史リブレット人 --
森本一夫 /著   -- 山川出版社 -- 2024.4 -- 21cm -- 87p

資料詳細

タイトル アリー
副書名 伝説になった神の獅子
シリーズ名 世界史リブレット人
著者名等 森本一夫 /著  
出版 山川出版社 2024.4
大きさ等 21cm 87p
分類 167.2
件名 イスラム-歴史
個人件名 アリー・イブン・アビー・ターリブ
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1970年生まれ。東京大学文学部卒業。博士(文学、東京大学)。専攻、ムスリム諸社会の宗教社会史、シーア派史、イラン史、ペルシア語文化圏研究。現在、東京大学東洋文化研究所教授。主要著書『ペルシア語が結んだ世界―もうひとつのユーラシア史』(編著、北海道大学出版会、2009)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 イスラーム教徒の敬慕の対象であるアリーとは、どのような人物で、ムスリムにとって彼はどのような意味を持っていたのか。後世の様々な語りのなかで「伝説」と化した「神の獅子」の姿を通じて、イスラーム教の宗派的・歴史的多様性、記録や記憶の力を考える。
要旨 預言者ムハンマドの父方のいとこ、「育ての子」にして娘婿。草創期のムスリム共同体でのアリーの実際のキャリアは、この華々しい出自に反して決して順風満帆なものとはならなかった。しかし彼は死後に見事に巻き返す。後世のさまざまな語りのなかで「伝説」と化した「神の獅子」の姿を通じて、イスラーム教の宗派的・歴史的多様性や歴史観、また歴史のなかで形成される集合的な記憶やイメージというものの性質や力を考えてみよう。
目次 アリーをどう語るか;1 アリーの生涯;2 さまざまに位置づけられるアリー;3 素晴らしき人、アリー
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-35019-9   4-634-35019-X
書誌番号 1124005446
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124005446

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