カシュニッツ短編傑作選 --
マリー・ルイーゼ・カシュニッツ /著, 酒寄進一 /訳   -- 東京創元社 -- 2024.4 -- 20cm -- 245p

資料詳細

タイトル ある晴れたXデイに
シリーズ名 カシュニッツ短編傑作選
著者名等 マリー・ルイーゼ・カシュニッツ /著, 酒寄進一 /訳  
出版 東京創元社 2024.4
大きさ等 20cm 245p
分類 943.7
注記 並列タイトル:DER TAG X UND ANDERE GESCHICHTEN
注記 原タイトル:Marie Luise Kaschnitz Gesammelte Werkeの抄訳
著者紹介 【マリー・ルイーゼ・カシュニッツ】1901年、ドイツのカールスルーエ生まれ。詩人、小説家。1930年代から創作活動を開始し、詩や小説、ラジオ・ドラマの脚本、エッセイなど多くの領域で活躍した。著作に『精霊たちの庭』『ギュスターヴ・クールベ―ある画家の生涯』など。1974年没。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:雪解け. ポップとミンゲル. 太った子. 火中の足. 財産目録. 幸せでいっぱい. 作家. 脱走兵. いつかあるとき. 地滑り. トロワ・サパンへの執着. チューリップ男. ある晴れたXデイに. 結婚式の客. 旅立ち
内容紹介 非行の果てに死んだはずの養子に怯え、戸締まりを厳重にする妻。夫との会話から見えてくる真実とは…(「雪解け」)。日常に忍び込む幻想。悲劇と幸福が結びついた人生観。歪で奇妙な家族たち。15編を収録した短編集。
要旨 非行の果てに死んだはずの養子に怯え、戸締まりを厳重にする妻。夫との会話から見えてくる真実とは…(「雪解け」)。知らぬ間に手脚に痣や傷が増えていく会社員の女性。親指の付け根を切ってしまっても気づかず、すねを拳骨で打ってもまったく痛みを感じない。自己観察を続ける彼女の生活は、どんどん異様になっていき…(「火中の足」)。広告塔に大きな写真が貼られ、新聞でも連日報道された、行方不明の少年を探すことに取り憑かれた女性は、その少年を見つけたのだが…(「幸せでいっぱい」)。町が消え、家も、学校も、図書館も、なにもかもがなくなる。みんながいなくなり、あとは地を這う人間の残骸がいるだけ。―世界が滅亡するXデイが気がかりで、ある母親はその日に起こるはずのことについて詳細な手記を執筆する…(「ある晴れたXデイに」)。日常に忍びこむ幻想。悲劇と幸福が結びついた人生観。歪で奇妙な家族たち。戦後ドイツを代表する女性作家による、『その昔、N市では』に続く全15作の傑作短編集!
ISBN(13)、ISBN 978-4-488-01136-9   4-488-01136-5
書誌番号 1124006833
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124006833

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 943/カ 一般書 利用可 - 2076494200 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 943/カ 一般書 予約受取待 - 2076436498 iLisvirtual
山内 公開 943/カ 一般書 回送中 - 2076507506 iLisvirtual