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イスラームの世界観 -- 増補 -- ちくま学芸文庫 --
大川玲子 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.5 -- 15cm -- 325p

資料詳細

タイトル 聖典クルアーンの思想
副書名 イスラームの世界観
版情報 増補
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 大川玲子 /著  
出版 筑摩書房 2024.5
大きさ等 15cm 325p
分類 167.3
件名 コーラン
注記 初版:講談社 2004年刊
注記 文献あり
内容紹介 イスラームの考え方や行動の意味が根本からわかる入門書。基礎知識を紹介しながらムハンマドの生涯を概観し、イスラームの成立過程をたどる。その上で「啓示」の基本構造を説明し、「ジハード」などの聖句の意味をクルアーンを読みながら解説する。
要旨 クルアーンにはモーセやイエスといったユダヤ教・キリスト教の重要人物たちも預言者として登場する。いったい彼らとイスラームとはどういう関係なのか?なぜ同じ預言者同士でありながらムハンマドに下されたクルアーンが最も正しい聖典とされるのか?本書ではまずシーア派とスンナ派の違いなどの基礎知識を紹介しながらムハンマドの生涯を概観し、イスラームの成立過程をたどる。その上で天から下されては更新されていく「啓示」の基本構造を説明し「ジハード」などの聖句の意味をクルアーンを読みながら解説する。イスラームの考え方や行動の意味が根本からわかる格好の入門書。
目次 第1章 クルアーンとはいかなる聖典なのか?(クルアーン誕生の経緯 アッラーの啓示から書物へ;クルアーンの構成と内容;読誦されるクルアーン 日常生活のなかで);第2章 預言者たちとクルアーンに先行する諸啓典(「啓典の民」と「純正一神教徒」 クルアーンのユダヤ教・キリスト教徒観;預言者たちと啓典 アダムからアブラハムへ;モーセの「律法の書」、ダビデの「詩篇」、イエスの「福音の書」);第3章 「天の書」とクルアーン(クルアーンが語るクルアーン その自己認識;「天の書」と人間の運命;「記録の書」と人間の運命;「天の書」からクルアーンへ 啓示が下される時);第4章 日本人とクルアーン(英雄「マホメット」への関心 大正のクルアーン訳;「亜細亜との連帯」を目指して 戦前のクルアーン訳;学問と信仰 戦後のクルアーン訳);第5章 改宗者ムスリムとクルアーン翻訳(ムスリムに改宗した人たち 「危険分子」か「仲介者」か;ヨーロッパの改宗者ムスリムによるクルアーン翻訳書;アメリカの改宗者ムスリムによるクルアーン翻訳 女性の活躍;日本の改宗者ムスリムによるクルアーン翻訳)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51243-7   4-480-51243-8
書誌番号 1124008358

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 文庫本 167 一般書 貸出中 - 2076471862 iLisvirtual