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グローバル人材教育を受けた学生はなぜ不安なのか -- 光文社新書 --
佐々木テレサ /著, 福島青史 /著   -- 光文社 -- 2024.5 -- 18cm -- 301p

資料詳細

タイトル 英語ヒエラルキー
副書名 グローバル人材教育を受けた学生はなぜ不安なのか
シリーズ名 光文社新書
著者名等 佐々木テレサ /著, 福島青史 /著  
出版 光文社 2024.5
大きさ等 18cm 301p
分類 830.7
件名 英語教育 , バイリンガリズム , グローバリゼーション
注記 文献あり
著者紹介 【佐々木テレサ】1998年東京都生まれ。2021年早稲田大学国際教養学部卒業、’23年早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。専門は日本語教育学、言語不安、アイデンティティ等。現在、外資系企業勤務。早稲田大学在学中にデンマークコペンハーゲン大学に留学。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 グローバル化に対応すべく、政府は高等教育でEMIプログラムの設置を進めているが、EMI教育を受け留学を経て卒業した学生の中に日本語の不安を覚える人が現れている。聞き取りを基に、グローバル人材育成教育の内実を示し、EMIの実施に一石を投じる。
要旨 急速なグローバル化に対応すべく、政府は高等教育でEMIプログラム(母語が英語でない地域で英語で教科を教えるプログラム)の設置を進めている。二〇二一年度では四年制大学の四一%が英語による授業を実施、英語による授業のみで卒業できる学部は八八にのぼる。だがこのEMI教育を受け留学を経て卒業した学生の中に、母語である日本語の不安を覚える人が現れている。英語能力による明確なヒエラルキーの中で、日本語だけでなく様々なことに自信を失っている。またグローバル人材として就職した先では、旧来の企業風土への違和感と幻滅も覚えている。本書では卒業生への聞き取りを基に、グローバル人材育成教育の内実を示し、EMIの実施に一石を投じる。第2部で指導教員が、言語習得の臨界期以降の外国語教育に付随する問題を解説。複数言語話者の葛藤をコントロールする方法を考える。
目次 1 EMI教育と学生の不安(いま、なぜ「日本語の不安」なのか?;グローバル人材教育とEMIの現状;やっぱりみんな不安だった―経験者の語りから見る英語ヒエラルキー;補論 帰国子女・みずきの経験と私の経験;学生をつぶす日本の英語教育);2 解説 苦しみと不安の正体―複数言語使用者への道
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-10325-5   4-334-10325-1
書誌番号 1124009147
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124009147

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港南 公開 830 一般書 貸出中 - 2076869378 iLisvirtual
公開 830 一般書 予約準備中 - 2076551840 iLisvirtual
都筑 公開 830 一般書 予約準備中 - 2076604633 iLisvirtual