ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇 -- 講談社選書メチエ -- le livre
スタンリー・カヴェル /著, 荒畑靖宏 /訳   -- 講談社 -- 2024.5 -- 19cm -- 986p

資料詳細

タイトル 理性の呼び声
副書名 ウィトゲンシュタイン、懐疑論、道徳、悲劇
シリーズ名 講談社選書メチエ le livre
著者名等 スタンリー・カヴェル /著, 荒畑靖宏 /訳  
出版 講談社 2024.5
大きさ等 19cm 986p
分類 133.9
注記 原タイトル:THE CLAIM OF REASON
注記 索引あり
著者紹介 【スタンリー・カヴェル】1926-2018年。アメリカ・ジョージア州生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業(音楽専攻)。ハーバード大学大学院博士号取得(哲学専攻)。ハーバード大学名誉教授。アメリカ哲学の巨人。邦訳に『センス・オブ・ウォールデン』(齋藤直子訳、2005年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 言語哲学、認識論、道徳理論を揺さぶり、大陸哲学と分析哲学を調和させ、哲学に人々の日常の「声」を呼びもどすとき、そこに立ち現れるものは何か。アメリカ哲学の巨人スタンリー・カヴェルの主著。
要旨 世界も、他人の心も、決して本当に知ることはできない。もし、心からそう考える人がいたら、不安に押しつぶされてしまうだろう。人間の実存に関わるこうした考えを初めて哲学的に追究したのはデカルトである。それ以来、この哲学的懐疑論は近代哲学のかたちを決定づけてきた。だとすれば、哲学自体はこの懐疑論を克服できないのだろうか?ウィトゲンシュタインやオースティンの日常言語哲学から、ソローやシェイクスピアなどの文学、また映画、音楽をも横断し、これ以上なく透徹した論理と文体が、哲学の限界を切り開く。言語哲学、認識論、道徳理論を揺さぶり、大陸哲学と分析哲学を調和させ、哲学に人々の日常の「声」を呼びもどすとき、そこに立ち現れるものは何か。アメリカ哲学の巨人が遺した、哲学史に残る傑作!
目次 第1部 ウィトゲンシュタインと人間的知識の概念(規準と判断;規準と懐疑論;オースティンと実例;物の何たるか(何と呼ばれるか);自然と慣習);第2部 懐疑論と世界の存在(伝統的認識論の探究(プロローグ);ウィトゲンシュタインの言語観についての補説;伝統的認識論の探究・結び);第3部 知識と道徳性の概念(知識と道徳性の基礎;道徳性の不在;規則と理由;道徳の自律性);第4部 懐疑論と他者の問題(承認と忌避のあいだ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-532809-5   4-06-532809-8
書誌番号 1124009561
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124009561

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 133.9 一般書 貸出中 - 2076503152 iLisvirtual
公開 133 一般書 貸出中 - 2076587526 iLisvirtual