筑摩選書 --
岡田温司 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.5 -- 19cm -- 248p

資料詳細

タイトル 人新世と芸術
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 岡田温司 /著  
出版 筑摩書房 2024.5
大きさ等 19cm 248p
分類 702.3
件名 美術(西洋)-歴史 , 環境問題-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1954年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。現在、京都精華大学大学院特任教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞。ほかに、『反戦と西洋美術』(ちくま新書)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人類が気候変動や環境破壊をもたらし、地球を危機に陥れた人新世(アントロポセン)。優れた観察者で記録者だった画家たちはその変化をどう描いたか。17世紀から20世紀に描かれた美術作品に焦点を当て検討。新たな西洋美術の見取り図を提案する。
要旨 人新世(アントロポセン)。人類が地球の地質や生態系に与えた影響に注目し、近年提唱されている地質区分である。人新世は、気候変動や環境破壊をもたらし地球を危機に陥れた。では芸術はこれとどうかかわってきただろう。美術作品は環境変化にきわめて敏感であり、芸術とサイエンスをつなぐものとしてエコロジーの思想は培われてきたのではないか。そういった見通しの下、17世紀から20世紀に描かれた美術作品に焦点を当て検討する。優れた観察者で、記録者だった画家たちはその変化をどう描いただろう。新たな西洋美術の見取り図を提案する。
目次 第1章 かつて地球は寒かった―小氷期とコロニアリズム;第2章 エコロジーとエコノミー;第3章 火山の噴火;第4章 アルプスの氷河;第5章 産業革命の表象;第6章 霧のロンドン;第7章 印象派と大気汚染
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01797-0   4-480-01797-6
書誌番号 1124009676
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124009676

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