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「一身の独立」から「天下の独立」まで -- 集英社新書 --
中村敏子 /著   -- 集英社 -- 2024.5 -- 18cm -- 189p

資料詳細

タイトル 福沢諭吉
副書名 「一身の独立」から「天下の独立」まで
シリーズ名 集英社新書
著者名等 中村敏子 /著  
出版 集英社 2024.5
大きさ等 18cm 189p
分類 289.1
個人件名 福沢諭吉
注記 文献あり
著者紹介 1952年生まれ。政治学者、法学博士。北海学園大学名誉教授。75年、東京大学法学部卒業。東京都職員を経て、88年北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学。主な著書に『女性差別はどう作られてきたか』など。翻訳書に『社会契約と性契約――近代国家はいかに成立したのか』(キャロル・ペイトマン)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 福沢諭吉の儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたのかを描く。家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、福沢諭吉論。
要旨 幕末から明治にかけて、来るべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!
目次 1 福沢の前半生―「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言);2 西洋から学ぶ―「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」);3 『中津留別の書』―「万物の霊」としての人間;4 『学問のすすめ』―自由と「一身の独立」;5 『文明論之概略』―文明と「一国の独立」;6 「徳」論の変化―「主観の自発」か「客観の外見」か;7 男女関係論―「一家の独立」;8 理想社会としての「文明の太平」―「天下の独立」
ISBN(13)、ISBN 978-4-08-721316-4   4-08-721316-1
書誌番号 1124009939

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 4 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 289/フ 一般書 貸出中 - 2076512755 iLisvirtual
鶴見 公開 289/フ 一般書 予約受取待 - 2076601235 iLisvirtual
港北 公開 289/フ 一般書 予約受取待 - 2076606580 iLisvirtual