新潮選書 --
尾原宏之 /著   -- 新潮社 -- 2024.5 -- 20cm -- 311p

資料詳細

タイトル 「反・東大」の思想史
シリーズ名 新潮選書
著者名等 尾原宏之 /著  
出版 新潮社 2024.5
大きさ等 20cm 311p
分類 377.28
件名 東京大学
注記 文献あり
著者紹介 1973年、山形県生まれ。甲南大学法学部教授。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務を経て、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学)。専門は日本政治思想史。首都大学東京都市教養学部法学系助教などを経て現職。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 国家のエリート養成機関として設立された「東大」。最高学府の一極集中に対し、昂然と反旗を翻した教育者・思想家がいた。彼らが掲げた「反・東大」の論理とは?東大至上主義に抗した人々の悲喜劇を描き、「学力」とは何かを問う思想史。
要旨 「東大こそは諸悪の根源!」―批判者たちの大義名分とは?国家のエリート養成機関として設立された「東大」。最高学府の一極集中に対し、昂然と反旗を翻した教育者・思想家がいた。慶應義塾、早稲田、京大、一橋、同志社、法律学校や大正自由教育を源流とする私立大学、さらには労働運動家、右翼まで…彼らが掲げた「反・東大」の論理とは?「学力」とは何かを問う異形の思想史。
目次 第1章 「官尊民卑」の打破―慶應義塾・福澤諭吉の戦い;第2章 「民衆」の中へ―レジャーとモラトリアムの早稲田大学;第3章 「帝大特権」を剝奪せよ―私立法律学校の試験制度改正運動;第4章 「学問」で東大を凌駕する―一橋大学の自負と倒錯;第5章 「詰め込み教育」からの転換―同志社と私立七年制高校;第6章 「ライバル東大」への対抗心―京都大学の空回り;第7章 「知識階級」を排斥せよ―労働運動における反・東大;第8章 「凶逆思想」の元凶―右翼に狙われた東大法学部;終章「反・東大」のゆくえ―東大の「解体」と「自己変革」
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603909-6   4-10-603909-5
書誌番号 1124010429
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124010429

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公開 377 一般書 予約受取待 - 2076580858 iLisvirtual