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「もののあはれ」と「日本」の発見 -- 新潮選書 --
先崎彰容 /著   -- 新潮社 -- 2024.5 -- 20cm -- 348p

資料詳細

タイトル 本居宣長
副書名 「もののあはれ」と「日本」の発見
シリーズ名 新潮選書
著者名等 先崎彰容 /著  
出版 新潮社 2024.5
大きさ等 20cm 348p
分類 121.52
個人件名 本居宣長
注記 文献あり
著者紹介 1975年、東京都生まれ。東京大学文学部倫理学科卒。東北大学大学院文学研究科博士課程を修了、フランス社会科学高等研究院に留学。現在、日本大学危機管理学部教授。専門は倫理学、思想史。主な著書に『国家の尊厳』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 貨幣経済が浸透し、社会秩序が大きく変容した18世紀半ば、和歌と古典とを通じて「日本」の精神的古層を掘り起こした国学者・本居宣長。波乱多きその半生と思索の日々、後世の研究をひもとき、従来の「もののあはれ論」を一新する。
要旨 日本思想史を画す「知の巨人」。その肯定と共感の倫理学とは。中国から西洋へ、私たち日本人の価値基準は常に「西側」に影響され続けてきた。貨幣経済が浸透し、社会秩序が大きく変容した18世紀半ば、和歌と古典とを通じて「日本」の精神的古層を掘り起こした国学者・本居宣長。波乱多きその半生と思索の日々、後世の研究をひもとき、従来の「もののあはれ」論を一新する渾身の論考。
目次 序章 渡来の価値観―「西側」から西洋へ;第1章 「家」と自己像の葛藤―商人、あるいは医者と武士;第2章 貨幣経済の勃興―学術文化の都への遊学;第3章 恋愛と倫理のあいだ―『あしわけをぶね』の世界;第4章 男性的なもの、女性的なもの―契沖、国学の源流;第5章 「もののあはれ」論の登場―『石上私淑言』の世界;第6章 源氏物語をめぐる解釈史―中世から近現代まで;第7章 肯定と共感の倫理学―『紫文要領』の世界;第8章 「日本」の発見―「にほん」か、「やまと」か;終章 太古の世界観―古典と言葉に堆積するもの
ISBN(13)、ISBN 978-4-10-603911-9   4-10-603911-7
書誌番号 1124010431

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 121 一般書 貸出中 - 2076524664 iLisvirtual