中公文庫 --
春日武彦 /著   -- 中央公論新社 -- 2024.5 -- 16cm -- 349p

資料詳細

タイトル 無意味なものと不気味なもの
シリーズ名 中公文庫
著者名等 春日武彦 /著  
出版 中央公論新社 2024.5
大きさ等 16cm 349p
分類 902.3
件名 小説
注記 文藝春秋 2007年刊に書き下ろしを追加
内容紹介 私たちの心をざわつかせ、名状しがたい不安感を呼び起こす、過去の体験や不穏な記憶。作家・精神科医である著者が、そうした人間心理の暗部に触れる“無意味で不気味なもの”の正体を、ラヴクラフトや車谷長吉などの小説作品に探る。
要旨 あれはいったい何だったのだろう―私たちの心をざわつかせ、名状しがたい不安感を呼び起こす、過去の体験や不穏な記憶。作家・精神科医である著者が、そうした人間心理の暗部に触れる“無意味で不気味なもの”の正体を、ラヴクラフトや車谷長吉などの小説作品に探る。異色の恐怖文学論に書き下ろしの新章を増補した決定版。
目次 隠蔽された顔―ナサニエル・ホーソーン『牧師の黒のベール』;本物そっくり―河野多惠子『半所有者』;糞と翼―パトリック・マグラア『長靴の物語』;姿勢と連想―古井由吉『仁摩』;受話器を握る怪物―H.P.ラヴクラフト『ランドルフ・カーターの陳述』;孤独な日々―日影丈吉『旅は道づれ』;南洋の郵便配達夫―J・M・スコット『人魚とビスケット』;描きかけの風景画―藤枝静男『風景小説』;墜落する人―レイ・ブラッドベリ『目かくし運転』;救われたい気持ち―高井有一『夜の音』;果てしない日々―クレイ・レイノルズ『消えた娘』;世界の構造―富岡多惠子『遠い空』;グロテスク考―カースン・マッカラーズ『黄金の眼に映るもの』;うふふ。―車谷長吉『忌中』;昆虫的―内田百閒『殺生』+ブルーノ・シュルツ『父の最後の逃亡』;文庫版ボーナストラック 入り込んでくる人―庄野潤三『黒い牧師』
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-207514-6   4-12-207514-9
書誌番号 1124010675
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124010675

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中央 1階ポピュラー 文庫本 902.3 一般書 予約受取待 - 2076532977 iLisvirtual