和食文化の源流をたどる --
三舟隆之 /編, 馬場基 /編   -- 吉川弘文館 -- 2024.6 -- 22cm -- 291p

資料詳細

タイトル カツオの古代学
副書名 和食文化の源流をたどる
著者名等 三舟隆之 /編, 馬場基 /編  
出版 吉川弘文館 2024.6
大きさ等 22cm 291p
分類 664.63
件名 カツオ , 食生活-日本-歴史-古代
著者紹介 【三舟隆之】1959年東京都生まれ。1989年明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東京医療保健大学医療保健学部教授。博士(史学)。主要著書に『古代人の食事と健康』ものが語る歴史、同成社、2024年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:日本列島とカツオ 馬場基著. 『延喜式』からみた堅魚製品 小倉慈司著. 堝形土器とカツオ加工 小崎晋著. 古代駿河・伊豆地方における土師器堝の展開とその特質 藤村翔著. 古代におけるカツオ漁の再検討 山崎健著. 堝形土器の考古生化学的分析からわかること 村上夏希著 庄田慎矢著. 駿豆産の須恵器長頸瓶と「堅魚煎汁の容器」説 森川実著. 須恵器壺Gとはどのような容器か? 小田裕樹著. 古代堅魚製品の再現実験 三舟隆之著 馬場基著. 塩カツオ漬け汁の微生物学的検査からみた塩カツオの保存性 金田一秀著. カツオ煮汁のコゲ分析からの起源類推アプローチ 大道公秀著. 鰹色利の保存性と壺G 三舟隆之著 五百藏良著. 鰹色利の粘性 峰村貴央著. 田子地区に伝わる潮鰹づくり 芹沢安久著. カツオの古代学 三舟隆之司会 馬場基司会 五百藏良〔ほか〕述 小倉慈司〔ほか〕述 小田裕樹〔ほか〕述
内容紹介 和食に欠かせないカツオ。古代には税として駿河・伊豆から都に運ばれたが、長距離移動を可能にした保存加工法には謎が多い。土器や木簡などを再検証し、最新の科学技術による分析で古代の調理法を再現。今なお続くカツオ文化の基層に迫る。
要旨 和食に欠かせないカツオ。古代には税として駿河・伊豆から都に運ばれたが、保存加工法は謎が多い。土器や木簡などを再検証し、最新の科学技術による分析で古代の調理法を再現。今なお続くカツオ文化の基層に迫る。
目次 1 文献史料からみた古代のカツオ(日本列島とカツオ;『延喜式』からみた堅魚製品);2 考古資料からみたカツオ(堝形土器とカツオ加工―沼津市域での出土事例から;古代駿河・伊豆地方における土師器堝の展開とその特質;古代におけるカツオ漁の再検討―駿河湾沿岸からの視点;堝形土器の考古生化学的分析からわかること;駿豆産の須恵器長頸瓶と「堅魚煎汁の容器」節;須恵器壺Gとはどのような容器か?);3 古代の堅魚製品再現への挑戦(古代堅魚製品の再現実験―「荒堅魚」と「煮堅魚」;塩カツオ漬け汁の微生物学的検査からみた塩カツオの保存性;カツオ煮汁のコゲ分析からの起源類推アプローチ;鰹色利の保存性と壺G;鰹色利の粘性);4 特別寄稿(田子地区に伝わる潮鰹づくり);5 カツオの古代学―シンポジウム総合討論(古代の保存・加工法と食し方;加工法とさまざまな矛盾点;堝形土器でカツオを煮たのか;壺Gは鰹魚煎汁を運ぶ容器だったのか;二つの土器と今後の課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04683-1   4-642-04683-6
書誌番号 1124012315
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124012315

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 Map 664 一般書 利用可 - 2076681972 iLisvirtual