見えるものと見えないもの --
塚本昌則 /著   -- 東京大学出版会 -- 2024.5 -- 20cm -- 320,10p

資料詳細

タイトル 写真文学論
副書名 見えるものと見えないもの
著者名等 塚本昌則 /著  
出版 東京大学出版会 2024.5
大きさ等 20cm 320,10p
分類 950.26
件名 フランス文学-歴史-近代 , 写真
注記 索引あり
著者紹介 東京大学大学院人文社会系研究科教授。文学博士(パリ第12大学)。専門はフランス文学。1959年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。1997年東大人文社会系研究科助教授、2007年同研究科准教授を経て、2011年より現職。主な著書に『目覚めたまま見る夢:20世紀フランス文学序説』(岩波書店)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 言葉と写真が出会ったとき、それぞれのメディア的身体が相互にどのように作用しあうのか。言葉と写真が出会う境界面に、どのような想像世界が現れるのだろうか。写真がその成立に大きな役割をはたしている文学作品とは何かを探求する。
要旨 写真も文学も、両方知りたい。写真文学とは、その成立に写真が重要な役割を果たしている文学作品(小説、自伝、伝記)のことである。
目次 序章 写真文学とは何か;第1部 顔、風景、ドキュメント―写真の中の見えないもの(風景写真の使用法―ジョルジュ・ローデンバック『死の都ブリュージュ』(一八九二);肖像写真の使用法―アンドレ・ブルトン『ナジャ』(一九二八、一九六三);ドキュメント写真の使用法―谷崎潤一郎『吉野葛』(一九三一、一九三七));第2部 空白のスクリーン、不在の写真(戦争の記憶、空白のスクリーン―ジョルジュ・ペレック『Wあるいは子供の頃の思い出』(一九七五)、パトリック・モディアノ『ドラ・ブリュデール』(一九九七);不在の写真―マルグリット・デュラス『愛人』(一九八四)、アニー・エルノー『娘の回想』(二〇一六);記憶の想起と写真―W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』(二〇〇一));第3部 日常生活と写真(日常礼讃―ロラン・バルト『ロラン・バルトによるロラン・バルト』(一九七五))
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-080069-3   4-13-080069-8
書誌番号 1124012690
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124012690

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