奇才ポール・オトレと情報化時代の誕生 --
アレックス・ライト /著, 鈴木和博 /訳   -- みすず書房 -- 2024.6 -- 20cm -- 367,43p

資料詳細

タイトル 世界目録をつくろうとした男
副書名 奇才ポール・オトレと情報化時代の誕生
著者名等 アレックス・ライト /著, 鈴木和博 /訳  
出版 みすず書房 2024.6
大きさ等 20cm 367,43p
分類 014
件名 ドキュメンテーション-歴史
個人件名 オトレ ポール
注記 原タイトル:CATALOGING THE WORLD
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【アレックス・ライト】1966-。アメリカのジャーナリスト、情報デザイナー、情報技術研究者。ブラウン大学で英文学を学んだ後、シモンズカレッジで図書館情報学大学院修了。カーネギーメロン大学でトランジションデザインの博士号を取得。現在はグーグルニュースのユーザーエクスペリエンス部門の責任者を務める。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 20世紀初頭、人類のあらゆる知識を収集して分類し、だれもが利用できるようにするという壮大な夢に取り組んだベルギーの起業家、平和活動家ポール・オトレの評伝。時代を超越する型破りな理想主義者の人生と業績を紹介する。
要旨 20世紀初頭、人類のあらゆる知識を収集して分類し、だれもが利用できるようにするという壮大な夢に取り組んだベルギーの起業家、平和活動家ポール・オトレ(1868‐1944)。国家主義が台頭するこの時代、オトレが同志アンリ・ラ・フォンテーヌと共にめざしたのは、世界的知識ネットワークによって世界をひとつにする、というヴィジョンの実現だった。オトレたちは、世界中の出版物の情報を索引カードを用いて収集する巨大目録「世界書誌」の編纂に着手し、「国際十進分類法」を考案する。さらに、言葉や図、写真、映像やものなどあらゆる「ドキュメント」を収集・保管・編纂するための国際センター「世界宮殿」も具現化した。第一次大戦の後には、国際政府の拠点とすべく、国際図書館、大学、博物館、会議場、展示場をそなえた「世界都市」を計画し、建築家ル・コルビュジエと協働を始める―同時代人M.デューイ、P.ゲデス、O.ノイラート、H.G.ウェルズといった知のイノベーターたちとも交流し、最後に、一台の機械的集合頭脳として「ムンダネウム」を夢想し生涯を閉じたオトレは、インターネット時代の予見者であり、そしてまた未来を指し示す過去からの使者でもある。時代を超越する型破りな理想主義者の人生と業績を紹介する初の本格的評伝。
目次 バベルの図書館;迷宮の夢;ベル・エポック;マイクロフィルムの本;インデックス博物館;空中の楼閣;失われた希望と新たな希望;ムンダネウム;集合頭脳;輝く図書館;銀河間ネットワーク;流れに乗る
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09702-0   4-622-09702-8
書誌番号 1124013189
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124013189

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 3階一般調査 014 一般書 貸出中 - 2076595758 iLisvirtual
山内 公開 014 一般書 貸出中 - 2076663583 iLisvirtual