一九世紀の日本における仏教世界像 -- 法蔵館文庫 --
岡田正彦 /著   -- 法藏館 -- 2024.6 -- 15cm -- 350p

資料詳細

タイトル 忘れられた仏教天文学
副書名 一九世紀の日本における仏教世界像
シリーズ名 法蔵館文庫
著者名等 岡田正彦 /著  
出版 法藏館 2024.6
大きさ等 15cm 350p
分類 180.4
件名 仏教 , 宗教と科学 , 天文学
注記 ブイツーソリューション 2010年刊の再刊
注記 文献あり
内容 内容:普門円通と「仏教天文学」. 震撼する世界. 「起源/本質」の探究と普遍主義のディスクール. 創られた伝統としての「須弥界」. 忘れられた「仏教天文学」. 須弥山の行方. 近代日本思想史と梵暦運動
内容紹介 仏教僧・普門円通によって体系化された仏教天文学「梵暦」。西洋天文学の手法を用いて「須弥界」という円盤状の世界像の実在と実用性を実証しようとした円通と門弟たちの活動に新たな光をあてる。2010年ブイツーソリューション刊行書を文庫化。
要旨 江戸時代後期から明治にかけて、仏教僧・普門円通によって体系化された「梵暦」と呼ばれる仏教天文学。千人を超える門弟たちは、彼を「開祖」とし、巨大なネットワークを作り、各地で活発な活動を行った。それほど大きな思想活動が、忘れ去られてしまったのはなぜか。仏典中の天文説とその背景となる「須弥界」という円盤状の世界像を、近代の自然科学と同じレベルで体系化し、その実用性を実証しようとした円通の仏教天文学と門弟たちの活動に新たな光をあてる意欲作。
目次 序章 普門円通と「仏教天文学」;第1章 震撼する世界―一九世紀の日本における世界記述をめぐる言説;第2章 「起源/本質」の探究と普遍主義のディスクール―普門円通『仏国暦象編』を読む;第3章 創られた伝統としての「須弥界」―近代的世界記述と「仏教」;第4章 忘れられた「仏教天文学」―梵暦運動と「近代」;第5章 須弥山の行方―近代仏教の言説空間;終章 近代日本思想史と梵暦運動―近代的自然観と宗教言説
ISBN(13)、ISBN 978-4-8318-2668-8   4-8318-2668-5
書誌番号 1124013404
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124013404

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 文庫本 180 一般書 利用可 - 2076757081 iLisvirtual
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