君主称号の古代史 --
新川登亀男 /著   -- 吉川弘文館 -- 2024.6 -- 20cm -- 353p

資料詳細

タイトル 創られた「天皇」号
副書名 君主称号の古代史
著者名等 新川登亀男 /著  
出版 吉川弘文館 2024.6
大きさ等 20cm 353p
分類 210.3
件名 日本-歴史-古代 , 天皇-歴史-古代
注記 文献あり
著者紹介 1947年、広島県に生まれる。1975年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程退学。大分大学講師、日本女子大学助教授、早稲田大学教授を歴任。2023年、没。著書に『日本古代の儀礼と表現』(吉川弘文館、1999年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:二度創られた「天皇」号. 八世紀の「天子」と「皇帝」. 『日本書紀』のなかの君主と「尊」(ミコト)字称. 「ミコト」と「尊」「命」字称の成り立ち. 『隋書』倭国伝の「倭王」
内容紹介 天皇という称号は、いつから使われるようになったのか。中国に起源をもつ成り立ちや含意をひもとき、天子・皇帝ほかの呼称があったなか天皇が選択された理由に迫る。称号をつうじて、日本国家のかたちを問いかける。
要旨 天皇という称号は、いつから使われるようになったのか。中国に起源をもつ成り立ちや含意をひもとき、天子・皇帝ほかの呼称があったなか天皇が選択された理由に迫る。称号をつうじて、日本国家のかたちを問いかける。
目次 1 二度創られた「天皇」号(新「天皇」号の誕生;旧「天皇」号への視点);2 八世紀の「天子」と「皇帝」(『続日本紀』のなかの「天子」;危機再生の「天子」;「天子」聖武の前史と課題;創られる「天皇」聖武;「天子」と「皇帝」になる「天皇」;「天皇」をめぐる「業」と「政」と「心」;「天皇」と仏教);3 『日本書紀』のなかの君主と「尊」(ミコト)字称(歴史記述としての『日本書紀』;仮借漢語と和語;ふたつの「尊号」;理想としての「尊」字称;「尊」字称の展開;「尊」字称と「天」子称;「跏趺坐」する「倭王」;「天」は「兄」、「日」は「弟」);4 「ミコト」と「尊」「命」字称の成り立ち(和語「ミコト」の漢語(字)表記;「ミコト」の諸相;「ミコト」の発語と「命」字採用;「尊」字採用の「ミコト」);5 『隋書』倭国伝の「倭王」(隋への「倭王」情報;「タリシヒコ」の構造と歴史)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04682-4   4-642-04682-8
書誌番号 1124015404
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124015404

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 210.3 一般書 貸出中 - 2076658938 iLisvirtual