預言者・戦士・聖女 --
ゲルト・クルマイヒ /著, 加藤玄 /監訳, 小林繁子 /訳, 安酸香織 /訳, 西山暁義 /訳   -- みすず書房 -- 2024.6 -- 20cm -- 321,71p

資料詳細

タイトル ジャンヌ・ダルク
副書名 預言者・戦士・聖女
著者名等 ゲルト・クルマイヒ /著, 加藤玄 /監訳, 小林繁子 /訳, 安酸香織 /訳, 西山暁義 /訳  
出版 みすず書房 2024.6
大きさ等 20cm 321,71p
分類 289.3
個人件名 ジャンヌ・ダルク
注記 原タイトル:JEANNE D’ARC
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 【ゲルト・クルマイヒ】1945年生まれ。デュッセルドルフ大学名誉教授。邦訳書に『仏独共同通史 第一次世界大戦』(上下巻、ジャン=ジャック・ベッケールと共著、剣持久木・西山暁義訳、岩波書店)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 英仏100年戦争の時代、フランス王国はどのような「国家」で、「国民感情」はいかなるものであったか。また、騎士の戦争から傭兵と庶民の戦争に移行するなかで登場したジャンヌ・ダルクとは何者だったのか。ジャンヌ・ダルクを「脱神話化」し、実像に迫る。
要旨 重要なのは、ジャンヌ・ダルクを「脱神話化」すること、つまり彼女を依然として取り巻く勝手な推測や仮説から可能なかぎり解き放つことである―。英仏100年戦争(1337‐1453)の時代、フランス王国とはどのような「国家」であったか、戦争の渦中で生まれた「国民感情」とはいかなるものであり、騎士の戦争から傭兵と庶民の戦争にいかに移行していったのか、そしてそのなかで登場したオルレアン地方の農夫の少女、ジャンヌ・ダルクとは?本書は、600年に及ぶ研究史のあり方をふまえ、以上の観点を中心に、ジャンヌ・ダルクを彼女の時代の最良の史料によってのみ語り、歴史家としてジャンヌ・ダルクとその時代に接近する試みである。おそらく今日までで最も信頼に足る一書になるであろう。聖人の声を聴いたオルレアンの少女は、どのようにしてシャルル七世にその預言を伝えるようになったのか、司令官となったジャンヌの活躍の詳細は、そして逮捕、監禁、異端審問と火刑、その後の復権裁判…。本や映画や演劇や漫画を通して誰もが知っているジャンヌ・ダルクの実像に迫る。
目次 戦時における幼少期;ヴォークルールからシノン、ポワティエへ;オルレアンの解放;ジャンヌ、司令官になる;ロワールでの作戦行動;ランスでの国王戴冠;下り坂―ランスからパリへ;パリ‐コンピエーニュ―敗北と捕縛;囚われたジャンヌ;ルーアンの異端審問裁判;復権裁判 一四五〇‐一四五六年;記憶の中で生き続けること
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09709-9   4-622-09709-5
書誌番号 1124015707
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124015707

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 289/シ 一般書 貸出中 - 2076775233 iLisvirtual
瀬谷 公開 289/シ 一般書 貸出中 - 2076666574 iLisvirtual