演技する反語的精神 --
鷲巣力 /著   -- 平凡社 -- 2024.6 -- 20cm -- 394p

資料詳細

タイトル 林達夫のドラマトゥルギー
副書名 演技する反語的精神
著者名等 鷲巣力 /著  
出版 平凡社 2024.6
大きさ等 20cm 394p
分類 289.1
個人件名 林達夫
注記 文献あり 年譜あり
著者紹介 1944年東京都生まれ。ジャーナリズム論、戦後思想史。東京大学法学部を卒業後、平凡社に入社、『林達夫著作集』や『加藤周一著作集』などの編集、『太陽』編集長を経て、取締役に就く。退任後、立命館大学客員教授、同大学加藤周一現代思想研究センター長を経て、現在同研究センター顧問。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦前戦後を通じ、出版社で書籍雑誌を編み、「饒舌な編集者」にして「寡黙な執筆者」として活動した林達夫の評伝。多くの知識人と交流しながら反戦と自由主義を貫き、時代の言説を編み続けた思想家の生涯と活動の軌跡をたどる。
要旨 反戦、反権力、自由主義。戦前戦後を通じ、岩波書店、中央公論社、角川書店、平凡社などの出版社で書籍雑誌を編み、「饒舌な編集者」にして「寡黙な執筆者」として活動した林達夫。不透明な時代を生きるわれわれに強く響く、その思想と行動の軌跡。
目次 第1幕 その精神形成(幼時のシアトル生活―西洋文化との出会い;家族と離れて福井に育つ―役割演技の習得 ほか);第2幕 存在証明としての翻訳(ブッセ『イエス』―出発点としての翻訳;ブリュンティエール『仏蘭西文学史序説』―絶版と改訳 ほか);第3幕 思想運動としての編集(雑誌『思想』と「岩波講座 世界思潮」;野呂栄太郎と「日本資本主義発達史講座」 ほか);第4幕 方法としての反語(反語を駆使した評論―沈黙という雄弁;シェークスピア・ガーデンと「鶏を飼う」 ほか);第5幕 何が林達夫を支えたのか(林達夫における変化と持続;“聖なるもの”への共感―聖フランチェスコ・野呂栄太郎・隠れ切支丹 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-83963-0   4-582-83963-0
書誌番号 1124016175
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124016175

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