証言 --
河野洋平 /〔ほか述〕, 久江雅彦 /編著, 内田恭司 /編著   -- 岩波書店 -- 2024.6 -- 19cm -- 186p

資料詳細

タイトル 小選挙区制は日本をどう変えたか
副書名 証言 改革の夢と挫折
著者名等 河野洋平 /〔ほか述〕, 久江雅彦 /編著, 内田恭司 /編著  
出版 岩波書店 2024.6
大きさ等 19cm 186p
分類 314.83
件名 選挙区-日本 , 日本-政治
著者紹介 【河野洋平】1937年生まれ。早稲田大学卒業。67年に自民党から衆議院初当選。76年に離党し、新自由クラブを結成したが、86年に復党。自民党総裁などを経て2009年に政界を引退。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:想定外だった解散権の乱発 佐々木毅述. 少数意見の排除、失われた多様性 河野洋平述. 政権交代こそが改革の原点 細川護熙述. 長期の自公連立政権という矛盾 曽根泰教述. 女性の政治進出を担保するクオータ制が必要 野田聖子述. 選挙制度改革は権力闘争の手段にすぎなかった 山崎拓述. 政党は物言えぬ空気に覆われてしまった 石破茂述. 国民の支持層分布と制度の深い溝 久米晃述. 「熱病」から覚めて見えてきた蹉跌 船田元述. 世襲の跋扈、政治の劣化を招いた 田中秀征述. 小選挙区制は間違っていない 岡田克也述. 執行部に権力が集中し、腐敗の温床に 辻元清美述. 制度改革の失敗を認め、今こそ変えるとき 田原総一朗述. 英国の理想化という陥穽 伊藤惇夫述. 「その先」の考察不足だった選挙制度改革 高安健将述. 制度を変えれば意識が変わる衆議院に中選挙区比例代表制を 大山礼子述
内容紹介 小選挙区比例代表並立制の導入から30年。理想とは裏腹に、政策を軸とした二大政党制は生まれず、派閥パーティー裏金問題、議員の質の劣化、議会機能の低下など政治の歪みに喘いでいる。なぜ改革は失敗したのか。政治家ら当事者の時代の証言集。
要旨 小選挙区比例代表並立制の導入から三〇年。二〇〇九年には民主党による政権交代が実現したが、掲げられた理想とは裏腹に、政策を軸とした二大政党制は生まれず、自民党一強のもと派閥の裏金、世襲議員の跋扈、投票率の低下など、この国は政治の歪みに喘いでいる。なぜ、選挙制度改革は失敗したのか。河野洋平、細川護煕、石破茂、野田聖子、岡田克也をはじめとする政治家、田原総一朗、佐々木毅などジャーナリスト、政治学者などの証言から問う「こんな政治に誰がした」。
目次 第1章 金権政治打破から改革は始まった(想定外だった解散権の乱発;少数意見の排除、失われた多様性;政権交代こそが改革の原点;長期の自公連立政権という矛盾);第2章 小選挙区制と自民党(女性の政治進出を担保するクオータ制が必要;選挙制度改革は権力闘争の手段にすぎなかった;政党は物言えぬ空気に覆われてしまった;国民の支持層分布と制度の深い溝);第3章 政権交代の夢と現実(「熱病」から覚めて見えてきた蹉跌;世襲の跋扈、政治の劣化を招いた;小選挙区は間違っていない;執行部に権力が集中し、腐敗の温床に);第4章 選挙制度と国民(制度改革の失敗を認め、今こそ変えるとき;英国の理想化という陥穽;「その先」の考察不足だった選挙制度改革;制度を変えれば意識が変わる 衆議院に中選挙区比例代表制を)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-061643-0   4-00-061643-9
書誌番号 1124018138
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124018138

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 314.8 一般書 貸出中 - 2076729690 iLisvirtual
公開 314 一般書 貸出中 - 2076775632 iLisvirtual
公開 314 一般書 貸出中 - 2076786162 iLisvirtual
山内 公開 314 一般書 貸出中 - 2076740227 iLisvirtual