命を守る!行政と住民のパラダイム・チェンジ -- ベストセレクト --
及川康 /著   -- ベストブック -- 2024.6 -- 19cm -- 279p

資料詳細

タイトル 「思い込みの防災」からの脱却
副書名 命を守る!行政と住民のパラダイム・チェンジ
シリーズ名 ベストセレクト
著者名等 及川康 /著  
出版 ベストブック 2024.6
大きさ等 19cm 279p
分類 369.3
件名 災害予防
著者紹介 東洋大学理工学部都市環境デザイン学科教授。1973年北海道生まれ。群馬大学工学部建設工学科卒業。同大学院工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。東洋大学准教授などを経て、2019年より現職。専門は災害社会工学。災害情報のあり方や住民行動の特性、防災をめぐる住民と行政とのコミュニケーションのあり方などの研究に従事。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:防災探究の準備. 「津波てんでんこ」で命を救えるか?. 過去の災害を忘れないでいられるか?. 詳細情報と曖昧情報. 避難情報廃止論. 「高い災害意識」は必要か?. 防災の責任の所在. 主体的な防災をめぐる住民と専門家のコミュニケーション
内容紹介 防災をめぐる喫緊の課題である、住民の「主体性の回復」と「依存意識の払拭」に必要な視座を徹底的に考察。「人が死なない防災」の実現のために必要な、防災をめぐる行政と住民のコミュニケーションのあるべき姿を浮き彫りにする。
要旨 防災をめぐる喫緊の課題は、住民の「主体性の回復」と「依存意識の払拭」である。本書ではこれらの課題の解決に必要な視座を徹底的に考察する。本書で一貫して重視するのは、防災に関する社会一般の「通念(思いこみ)」をそのまま過信したり鵜呑みにしたりすることを避け、それらを「懐疑(問い)」のまなざしで突き詰めてみるというスタンスである。その先に見えてくるものは、「人が死なない防災」の実現のために必要な、防災をめぐる行政と住民のコミュニケーションのあるべき姿である。著者は、防災行政に携わる者、地域住民など、そのすべての人たちが頑なであってはならないと説く。頑なであればあるほど、主体性はなくなっていき、自己保身や責任追及に走りがちとなり、「遠くにある一般的な形式をとる何か」に依存しがちになってしまう。そこからの脱却を図るため、防災をめぐる行政と住民の関係構造について、それぞれの立場からパラダイム・チェンジを引き起こす努力がいま、求められている。
目次 第1章 防災探究の準備―災害社会工学の視座;第2章 「津波てんでんこ」で命を救えるか?;第3章 過去の災害を忘れないでいられるか?;第4章 詳細情報と曖昧情報;第5章 避難情報廃止論;第6章 「高い災害意識」は必要か?;第7章 防災の責任の所在;第8章 主体的な防災をめぐる住民と専門家のコミュニケーション
ISBN(13)、ISBN 978-4-8314-0251-6   4-8314-0251-6
書誌番号 1124018215
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124018215

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