堀田新五郎 /編著, 林尚之 /編著   -- 晃洋書房 -- 2024.6 -- 22cm -- 314p

資料詳細

タイトル 撤退学の可能性を問う
著者名等 堀田新五郎 /編著, 林尚之 /編著  
出版 晃洋書房 2024.6
大きさ等 22cm 314p
分類 304
著者紹介 【堀田新五郎】1965年、東京都生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得後退学。専門は政治思想史。現在、奈良県立大学地域創造学部教授。主要業績『講義 政治思想と文学』共編著、ナカニシヤ出版、2017年など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:向きを変える企て 堀田新五郎著. 何からの撤退か 安村克己著. 国土政策からみた撤退的知性の必要性 作野広和著. 生存をめぐる危機対応と撤退の両義性 林尚之著. 科学神話が誘う政策の迷路 樫本喜一著. 近代日本の救貧・衛生行政の思想史 林尚之著. 「孤独・孤立」の言説史 梅田直美著. 「実感」が自由をもたらす 青木真兵著. 森へ駆け込み暮らしを建てる 伊藤洋志著. 都市の中で撤退する 松岡慧祐著. 建築における撤退の可能性について 光嶋裕介著
内容紹介 「撤退学の可能性とは」、あるいは「撤退的知性とは何か」について、各々の論者の問題関心に基づき縦横に論じた1冊。現状を打開する変革の兆しが見えてこないなかで、「撤退」するための知と実践を模索する。
要旨 我々はいま、巨大な生活習慣病を患っている。既存の社会システムを持続させる限り、地球温暖化も少子化も地方衰退もとどまるところをしらず、いつか破局的な事態が訪れはしないか?大事なのは、既存システムの「持続可能性」ではない。そこからの「撤退」である。いまこそ「撤退」を「学ぶ」ことの意義と可能性が問われなければならない。
目次 第1部 加速する社会と撤退(向きを変える企て―創造パラダイムへの転換;何からの撤退か―高度近代化と対決する撤退学;国土政策からみた撤退的知性の必要性―「ナショナル・ミニマム」から「ローカル・オプティマム」へ;生存をめぐる危機対応と撤退の両義性―「コロナ禍」の対応に着目して);第2部 撤退を不可能にする力学の史的解明(科学神話が誘う政策の迷路―殖産興業から原子力立国へ至る道程;近代日本の救貧・衛生行政の思想史―「自助」という惰性を断ち切るために;「孤独・孤立」の言説史―社会システムから外れる人々をめぐって);第3部 「撤退=創造」の実践的探究(「実感」が自由をもたらす―山村における私設図書館活動の実践から;森へ駆け込み暮らしを建てる―撤退方法論とその意味;都市の中で撤退する―「創造都市」から考える撤退=創造の可能性;建築における撤退の可能性について―建築を生きるための考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7710-3852-3   4-7710-3852-X
書誌番号 1124018979
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124018979

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