フロイト幻の著作『ウィルソン』の真実 --
パトリック・ヴェイユ /著, 大嶋厚 /訳   -- 青土社 -- 2024.7 -- 19cm -- 462,93p

資料詳細

タイトル 大統領の精神分析
副書名 フロイト幻の著作『ウィルソン』の真実
著者名等 パトリック・ヴェイユ /著, 大嶋厚 /訳  
出版 青土社 2024.7
大きさ等 19cm 462,93p
分類 289.3
個人件名 フロイト ジークムント
注記 原タイトル:The Madman in the White House(重訳)
注記 索引あり
著者紹介 【大嶋厚】1955年生まれ。翻訳者。上智大学大学院博士前期課程修了。元パリ日本文化会館副館長。訳書にパトリック・ヴェイユ『フランス人とは何か』(共訳、明石書店、2019年)など、著書に『パリ、歴史を語る都市』(えにし書房、2020年)がある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 米大統領の行動を心理学的に分析したフロイトの問題作『ウィルソン』。その刊行を画策し、また30年以上にわたる刊行の延期の原因ともなったのは、あるひとりの外交官だった…。時代と切り結んだ外交官と分析家の真の意図を膨大な史料をもとに甦らせる。
要旨 米大統領の行動を心理学的に分析したフロイトの問題作『ウィルソン』。その刊行を画策し、また30年以上にわたる刊行の延期の原因ともなったのは、国際情勢の裏側で暗躍する、あるひとりの外交官だった―。時代と切り結んだ外交官と分析家の真の意図を、新たに発見された原本を含む膨大な史料をもとに甦らせる。一冊の本から浮かび上がる、知られざる政治史。
目次 第1章 ヴェルサイユ条約での米国の敗北;第2章 単独行動者の第一歩;第3章 パリとウィーンのアメリカ人;第4章 なぜフロイトはブリットの提案を受け入れたのか;第5章 ヴェルサイユ条約を理解し、ハウス大佐の資料を閲覧すること;第6章 プリンストンの亡霊;第7章 世界の舞台での「繰り返し」;第8章 フロイトとともにウィルソンを精神分析する;第9章 ローズヴェルトに認められて;第10章 一九三三年―初代駐ソ米大使 スターリンを知るために;第11章 フランス大使として―ヨーロッパの平和を守るために;第12章 ミュンヘン以後―フランスの軍備増強と米国の戦争準備;第13章 奇妙な戦争;第14章 世界大戦のさなかで;第15章 冷戦の中で;第16章 『ウィルソン』ついに出版される;第17章 父の帰還;第18章 明らかにできなかった秘密;第19章 ウィルソン―フロイトとブリットを超えて;結論
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-7644-3   4-7917-7644-5
書誌番号 1124020027
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124020027

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