ちくま学芸文庫 --
黒羽清隆 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.7 -- 15cm -- 741p

資料詳細

タイトル 日中15年戦争
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 黒羽清隆 /著  
出版 筑摩書房 2024.7
大きさ等 15cm 741p
分類 210.74
件名 日中戦争(1937~1945)
注記 「日中15年戦争 上~下」(教育社 1978~1979年刊)の合本
注記 文献あり
内容紹介 陸軍の企図・満洲利権・戦費調達など国内の政治経済的背景に加え、中国側の倫理も含めて戦争の経緯を説いた1冊。生々しい戦場の実態や兵士の証言などを通して、戦争の真の全体像を浮き彫りにし、戦後日本社会の深層に与えた影響も説明する。
要旨 1931年から1945年の15年にわたる戦争で、日本はアメリカのみならず中国にも敗北したのだ―著者は、陸軍の企図・満州利権・戦費調達など国内の政治経済的背景に加え、中国側の論理も含めて戦争の経緯を説く。生々しい戦場の実態や兵士の証言など、個々人にも強く焦点をあてた著者特有の記述が、戦争の真の全体像を浮き彫りにし、戦後日本社会の深層に与えた影響も説明する。歴史教育現場からの発言を続けた著者が豊富な史料を交え、人間の内なる「戦争へのあこがれ」に抗すべく、平和への熱情を注ぎこんだロングセラー。
目次 概観 日中戦争と太平洋戦争;中国革命にはむかうもの;乾いた大陸―満州事変;満州占領―「王道楽土」の現実;上海のたたかい―ある「序曲」;万里の長城をこえるとき―「ドミノ理論」のゆくえ;統一中国への道;日中全面戦争の開始;苦悶する中国;「国民政府を対手とせず」;たたかいの日々―徐州・漢口・広東;生と死の構造;北のくにの「銃後」;もう一つの「中華民国」―ある「偽国」の成立;「点と線」への道;「軍国化」の経済構造;ある「共和国」の誕生―「辺区」の抵抗の構造;ある中国理解者の生涯―尾崎秀実の生と死;日中戦争から日米戦争へ;たたかいのはてに―12枚のカード;終局
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-51247-5   4-480-51247-0
書誌番号 1124020386
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124020386

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 1 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー 文庫本 210.74 一般書 貸出中 - 2076779425 iLisvirtual