ポスト戦後日本の労働・教育研究 --
稲葉振一郎 /著   -- 春秋社 -- 2024.7 -- 20cm -- 227p

資料詳細

タイトル 市民社会論の再生
副書名 ポスト戦後日本の労働・教育研究
著者名等 稲葉振一郎 /著  
出版 春秋社 2024.7
大きさ等 20cm 227p
分類 362.1
件名 市民社会-日本
著者紹介 1963年、東京都生まれ。1986年、一橋大学社会学部卒業、1992年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部教授。専門は社会倫理学。著書に『リベラリズムの存在証明』(紀伊国屋書店)など多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:東條由紀彦の市民社会論の検討. 斜めから見る「日本のポストモダン教育学」・改. おわりに-市民社会論の復権に向けて
内容紹介 社会主義圏は崩壊し、資本主義だけが残り、革命は来ず、新自由主義が興った現代。もはやマルクス主義が提示する歴史図式はそのままでは受け取れないが、その洞察は現在どこまで有効なのか。段階論としての現代社会論を総括し、未来の社会科学の展望を開く。
要旨 「市民社会派」と廣松渉の哲学を踏まえつつ、日本近代の労働者に実証史家としてへばりつこうとした東條由紀彦、「学力低下論争」にはるか先駆け、教育社会学におけるポストモダンの栄光と悲惨を一身に体現した森重雄、職業教育研究という「辺境」に隠れていた、実務家の皮をかぶった預言者佐々木輝雄―戦後社会科学の死に水をとろうとするかのごとき異貌の三人を振り返りつつ、停滞する日本経済の分析も加えて、新しい市民社会論と未来の社会科学を展望する野心作。
目次 第1部 東條由紀彦の市民社会論の検討―「近代から現代へ」再考(はじめに―段階論という思考;市民社会の歴史家東條由紀彦;近代観の転換;中西洋の擬装された市民社会論;東條における「近代から現代へ」;疎外論再考;労働力というフィクション;「近代から現代へ」再考;「公共性の構造転換」再考);第2部 斜めから見る「日本のポストモダン教育学」・改(はじめに;森重雄―「批判的教育社会学」の退却;佐々木輝雄―職業教育という辺境から;教育のポストモダンとは?;世紀転換期日本の教育と労働市場をめぐる議論状況)
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-61306-1   4-393-61306-6
書誌番号 1124020754
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124020754

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