• NEW

少子化対策の財源はどうあるべきか -- 平凡社新書 --
諸富徹 /著   -- 平凡社 -- 2024.7 -- 18cm -- 245p

資料詳細

タイトル 税と社会保障
副書名 少子化対策の財源はどうあるべきか
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 諸富徹 /著  
出版 平凡社 2024.7
大きさ等 18cm 245p
分類 345.1
件名 租税制度-日本 , 社会保障-日本
注記 文献あり
著者紹介 1968年大阪府生まれ。同志社大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。横浜国立大学経済学部助教授などを経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授。おもな著書に『環境税の理論と実際』(有斐閣)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 急速な人口減少により、日本はいま、社会保障の新たな財源の確保が喫緊の課題となっている。これまで、社会保障の財源は社会保険料と消費税の二者択一であった。第3の選択肢をどう模索していけばよいのか。社会保障と税負担のあり方を考える。
要旨 急速な人口減少により、日本はいま、社会保障の新たな財源の確保が喫緊の課題となっている。これまでの議論の文脈ならば、社会保障の財源は社会保険料と消費税の二者択一であったが、前者は現役世代に、後者は低所得者層に大きな負担がかかる。では第3の選択肢をどう模索していけばよいのか。子育て支援政策の検討を通じて、社会保障と税負担のあり方を考える。
目次 第1章 変わらざるをえない「日本型福祉国家」―少子化・人口減少が迫る変化(加速する少子化、人口減少―その何が問題か;「異次元の子育て支援政策」とその限界;求められる格差解消とジェンダー平等の実現);第2章 社会保障システムとその費用負担―社会保険料と租税の混合システム(社会保障の財政規模とその日本的特徴;福祉国家モデルと費用負担制度;日本の社会保障制度と費用負担原理);第3章 財源を調達するシステムを変えるには―子育て支援政策を中心に(「こども・子育て支援」の財源調達システムの全体像;子育て支援の財源はどこから調達すべきか;財源を社会保険の仕組みで調達するメリット;直面する課題をどう乗り越えるか);第4章 日本型福祉国家を超えて―社会保障財源をどう調達すべきか(ビスマルク型福祉国家から普遍主義的福祉国家へ;「ビスマルク型福祉国家」が直面する限界;新たな税源の可能性;社会保障財源の「応能化」は税制の再配分機能を強化する;政治に翻弄された消費増税;日本経済が低迷した本当の理由);第5章 来るべき未来に向けて―これからの税を考える(求められる脱炭素化、デジタル化への対応など;格差の拡大と税制―国際的な資産課税への関心の高まり;税・社会保障のデジタル化―21世紀の「無形公共インフラ」の構築に向けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-86062-7   4-582-86062-1
書誌番号 1124020761
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124020761

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 345.1 一般書 貸出中 - 2076787002 iLisvirtual
港南 公開 345 一般書 回送中 - 2077134800 iLisvirtual
都筑 公開 345 一般書 貸出中 - 2077002483 iLisvirtual
公開 345 一般書 貸出中 - 2076916139 iLisvirtual