平等への切り札か、逆差別か -- 中公新書 --
南川文里 /著   -- 中央公論新社 -- 2024.7 -- 18cm -- 232p

資料詳細

タイトル アファーマティブ・アクション
副書名 平等への切り札か、逆差別か
シリーズ名 中公新書
著者名等 南川文里 /著  
出版 中央公論新社 2024.7
大きさ等 18cm 232p
分類 316.1
件名 アファーマティブアクション-アメリカ合衆国-歴史 , 人種差別-アメリカ合衆国-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1973年、愛知県生まれ。2001年、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。06年、博士(社会学)取得。日本学術振興会特別研究員などを経て、現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。専門は社会学、アメリカ研究(人種エスニシティ論、移民研究、多文化社会論)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 入試や雇用・昇進に際して人種やジェンダーに配慮する取り組みである“アファーマティブ・アクション”は果たして「差別是正」か「過剰な優遇」か。そしてその役割は終わってしまったのか。アメリカにおけるその試行錯誤の歴史を辿りつつ考察する。
要旨 「積極的差別是正措置」と訳されるアファーマティブ・アクション。入試や雇用・昇進に際して人種やジェンダーに配慮する取り組みだ。1960年代、公民権運動後のアメリカで構造的な人種差別解消のため導入されたが、「逆差別」「優遇措置」との批判が高まる。21世紀には多様性の推進策として復権するも、連邦最高裁は2023年に違憲判決を下した―。その役割は終わったのか。アメリカの試行錯誤の歴史をたどり考える。
目次 序章 なぜアファーマティブ・アクションが必要だったのか;第1章 いかに始まったのか―連邦政府による差別是正政策;第2章 それは「逆差別」なのか―転換点としてのバッキ裁判;第3章 反発はいかに広がったのか―「文化戦争」のなかの後退;第4章 いかに生き残ったのか―二一世紀の多様性革命;第5章 なぜ廃止されたのか―アジア系差別と多様性の限界;終章 どのように人種平等を追求するのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102811-2   4-12-102811-2
書誌番号 1124021948
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124021948

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