サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体 --
富永京子 /著   -- 晶文社 -- 2024.7 -- 20cm -- 329p

資料詳細

タイトル 「ビックリハウス」と政治関心の戦後史
副書名 サブカルチャー雑誌がつくった若者共同体
著者名等 富永京子 /著  
出版 晶文社 2024.7
大きさ等 20cm 329p
分類 309.021
件名 社会運動-日本-歴史-昭和後期 , 青年-日本-歴史-昭和後期 , ビックリハウス(雑誌)
注記 文献あり
著者紹介 1986年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。専攻は社会学・社会運動論。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程・博士課程修了後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2015年より現職。著書に『みんなの「わがまま」入門』(左右社)ほか。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「しらけ世代」の若者たちは、ほんとうに政治や社会運動に関心をもたなかったのか?伝説的サブカル誌から若者たちの心のうちと、彼らの“運動”の実態、意図せざる結果を実証的に解明。“若者の政治離れ”の源流に迫る。
要旨 伝説的サブカル雑誌から、“若者の政治離れ”の源流に迫る。「しらけ世代」の若者たちは、ほんとうに政治や社会運動に関心をもたなかったのか?伝説的サブカル誌から若者たちの心のうちと、彼らの“運動”の実態、意図せざる結果を実証的に明らかにする。
目次 第1部 日本人は政治と社会運動に背を向けたのか?―問題意識・先行研究・方法と事例(消費社会と私生活主義は日本人を政治から遠ざけたのか?―問題意識;「雑誌の時代」と『ビックリハウス』―先行研究;事例、方法、分析視角);第2部 戦後社会の価値変容―戦争体験、ジェンダー、ロックの視点から(語りの解放と継承のずれ―「戦後」から遠く離れて;女性解放―運動がなしえた個人の解放、解放された個人への抑圧としての運動;「論争」から「私論」へ―みんなで語るそれぞれのロック);第3部 みんなの正しさという古い建前、個人の本音という新しい正義(社会運動・政治参加―規範と教条主義に対する忌避・回避;「差別」が率直さの表明から不謹慎さを競うゲームになるまで;自主的で主体的な参加の結果、「政治に背を向けた」共同体;意図せざる結果への小路―結論と考察)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7949-7436-5   4-7949-7436-1
書誌番号 1124022600
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124022600

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