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シベリア民間人抑留、凍土からの帰還 --
石村博子 /著   -- KADOKAWA -- 2024.7 -- 20cm -- 356p

資料詳細

タイトル 脱露
副書名 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
著者名等 石村博子 /著  
出版 KADOKAWA 2024.7
大きさ等 20cm 356p
分類 916
件名 シベリア抑留
注記 文献あり
著者紹介 1951年、北海道生まれ。ノンフィクションライター。法政大学卒業後、フリーライターとして各新聞・雑誌で活躍。著書に『ハルビン新宿物語 加藤登紀子の母 激動の半生記』(講談社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に渡ってくる人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らはいかに生き延びたか?抑留と残留、双方の運命を背負わされた「民間人」たちの軌跡を追う。
要旨 抑留と残留、双方の運命を背負わされた「民間人」たち。鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手…。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。さらに、組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。ソ連崩壊後、彼らは“発見”される―。国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。
目次 序章 もうひとつの抑留史―南樺太から囚人としてシベリアに抑留された民間人;第1章 “幽霊”からの帰還―植木武廣(シベリア);第2章 “再会”という苦悩、女たちの抑留―木村鉄五郎(シベリア);第3章 母親は一三年間「戦時死亡宣告」を拒み続けた―佐藤弘(シベリア);第4章 六六年を経て日露の家族がひとつになった日―結城三好(シベリア);第5章 一三歳の密航者、カザフスタンで「サムライ」となる―三浦正雄(カザフスタン);補章 もうひとつの物語―村上一子;第6章 奴隷のような日々を生き抜く―伊藤實(カザフスタン);第7章 決死の脱走、KGBの監視下に置かれ続けた男―熊谷長谷雄(マイコープ);第8章 受け入れなかった故国、死去二四年後の死亡届―圓子賢次(ウクライナ);終章 シベリア民間人抑留者群像
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-114650-7   4-04-114650-X
書誌番号 1124022772
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124022772

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 916/イ 一般書 貸出中 - 2076846890 iLisvirtual
公開 916/イ 一般書 予約準備中 - 2076992552 iLisvirtual
都筑 公開 916/イ 一般書 貸出中 - 2076975283 iLisvirtual