19世紀末~20世紀初頭の精神史的地平 --
金正鉉 /編著, 文俊一 /〔ほか〕著, 柳生真 /訳   -- 法政大学出版局 -- 2024.7 -- 20cm -- 191,37,9p

資料詳細

タイトル 北東アジア、ニーチェと出会う
副書名 19世紀末~20世紀初頭の精神史的地平
著者名等 金正鉉 /編著, 文俊一 /〔ほか〕著, 柳生真 /訳  
出版 法政大学出版局 2024.7
大きさ等 20cm 191,37,9p
分類 134.94
個人件名 ニーチェ フリードリヒ・ヴィルヘルム
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【金正鉉】韓国・高麗大学校哲学科大学院で哲学を専攻し、ドイツ・ヴュルツブルク大学で哲学・社会学・宗教学を学んで哲学博士号を取得。世界標準版ニーチェ全集韓国語版編集委員および韓国ニーチェ学会・汎韓哲学会会長を歴任。現韓国・圓光大学校哲学科教授、韓中関係研究院院長、HK+東北アジア人文社会研究所所長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:十九世紀末ロシアの思想地形図とニコライ・グロットのニーチェおよびトルストイ解釈 文俊一著. 小西増太郎のニーチェおよびトルストイ受容と日本精神史的意味 趙晟桓著. 高山樗牛「美的生活を論ず」とニーチェ思想 岩脇リーベル豊美著. 浮田和民の愛己/愛他解釈と倫理的帝国主義論 柳芝娥著. 梁啓超の社会進化論とニーチェ思想 金賢珠著. 魯迅と沈従文のニーチェ解釈 高建惠著. 一九一〇年代、植民地朝鮮におけるニーチェ思想の受容 金正鉉著
内容紹介 東アジアでニーチェが受容される過程、なかでも各地域国家の初期受容過程に注目。高山樗牛や浮田和民、梁啓超や魯迅、朝鮮の若き思想家たちは、いかにニーチェを読み、精神の革命を夢見たか?東アジア近代に新たな発見をもたらす、韓国発の出色の受容史。
要旨 19世紀末から20世紀への転換期、ニーチェの思想はロシアから日本へ、さらに中国や朝鮮へと伝わり、西洋帝国主義やアジア旧社会からの自立・独立を望む知識人層に受容され、支持された。高山樗牛や浮田和民、梁啓超や魯迅、朝鮮の若き思想家たちは、当時先端の進化論や道徳理論と対峙しつついかにニーチェを読み、精神の革命を夢見たか?東アジア近代に新たな発見をもたらす、韓国発の出色の受容史。
目次 第1章 十九世紀末ロシアの思想地形図とニコライ・グロットのニーチェおよびトルストイ解釈(文俊一);第2章 小西増太郎のニーチェおよびトルストイ受容と日本精神史的意味(趙晟桓);第3章 高山樗牛「美的生活を論ず」とニーチェ思想(岩脇リーベル豊美);第4章 浮田和民の愛己/愛他解釈と倫理的帝国主義論(柳芝娥);第5章 梁啓超の社会進化論とニーチェ思想(金賢珠);第6章 魯迅と沈従文のニーチェ解釈―一九二〇年代の文学経典化とニーチェの中国化を中心に(高建惠);第7章 一九一〇年代、植民地朝鮮におけるニーチェ思想の受容―『学之光』を中心に(金正鉉)
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-13041-0   4-588-13041-2
書誌番号 1124023283
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124023283

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