不殺生と殺人肯定の論理 --
鈴木董 /編   -- 山川出版社 -- 2024.7 -- 21cm -- 262p

資料詳細

タイトル 講義宗教の「戦争」論
副書名 不殺生と殺人肯定の論理
著者名等 鈴木董 /編  
出版 山川出版社 2024.7
大きさ等 21cm 262p
分類 209
件名 戦争-歴史 , 宗教
著者紹介 1947年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。専攻はオスマン帝国史、比較史、比較文化。東京大学名誉教授。主著に『オスマン帝国の世界秩序と外交』(名古屋大学出版会、2023年)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:宗教と戦争を考える 鈴木董著. キリスト教の戦争論 黒川知文著. 宗教戦争と民族紛争の本質構造 黒川知文著. 正教会(東方教会)の戦争論 黒川知文著. ユダヤ教における聖戦 志田雅宏著. イスラームは「戦争」をどう考えるか 鎌田繁著. ゾロアスター教の戦争イデオロギー 青木健著. ヒンドゥー教の古典にみる「宗教と戦争」 杉木恒彦著. ジャイナ教の不殺生戒と戦争 上田真啓著. 仏教と戦争 馬場紀寿著. 大乗仏教から考える戦争と平和 蓑輪顕量著. 「僧兵」から考える日本仏教と戦争 大谷由香著. 儒教における「人を殺すべき場合」 小島毅著. 道教と戦争 横手裕著. 全講義を振り返って 鈴木董著
内容紹介 宗教は個々の信者にいかなる「不殺生戒」を課し、集団としての人間の戦争に対してどのような態度を示してきたのか。世界のあちこちで対立が深刻化しつつある今、宗教と戦争との関わりをあらためて考える。
要旨 なぜロシア正教会トップは「プーチンの戦争」を称賛したのか!?イスラエルの入植活動を正当化するユダヤ教の論理とは?平和を尊ぶ仏教が「武力の行使」を容認する状況とは?イスラーム世界でジハード(聖戦)はどう解釈されているか?世界の情勢や歴史を読み解くうえで欠かせない宗教と戦争の関わり。第一線の研究者らによる主要宗教の決定版的「戦争」論!
目次 序論 宗教と戦争を考える;第1講 キリスト教の戦争論―聖書と神学、クリスチャン(トルストイ、内村鑑三、ヴェーバーほか)の言説から;第2講 宗教戦争と民族紛争の本質構造―十字軍、三十年戦争、パレスティナ紛争など;第3講 正教会(東方教会)の戦争論―プーチン・ロシアにおけるビザンティンハーモニーの復活が意味するもの;第4講 ユダヤ教における聖戦―理念と実践のはざま;第5講 イスラームは「戦争」をどう考えるか―クルアーンと古典的法学、「反体制派のジハード論」;第6講 ゾロアスター教の戦争イデオロギー―「世界最古の啓示宗教」とサーサーン朝ペルシア帝国;第7講 ヒンドゥー教の古典にみる「宗教と戦争」―クシャトリヤ(戦士)の役割と救い;第8講 ジャイナ教の不殺生戒と戦争;第9講 仏教と戦争―持たざる者の平和論;第10講 大乗仏教から考える戦争と平和―『法華経』『涅槃経』を手がかりに;第11講 「僧兵」から考える日本仏教と戦争;第12講 儒教における「人を殺すべき場合」;第13講 道教と戦争;総括 全講義を振り返って
ISBN(13)、ISBN 978-4-634-15247-2   4-634-15247-9
書誌番号 1124024068
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124024068

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