川岸令和 /著   -- 日本評論社 -- 2024.8 -- 22cm -- 482p

資料詳細

タイトル 表現の自由の苦難
著者名等 川岸令和 /著  
出版 日本評論社 2024.8
大きさ等 22cm 482p
分類 316.1
件名 表現の自由
注記 並列タイトル:The Hardships of Freedom of Expression
注記 著作目録あり 索引あり
著者紹介 早稲田大学名誉教授。1962年、大阪市に出生。1986年、司法試験合格。1987年、早稲田大学政治経済学部卒業、同大学大学院政治学研究科に進学。1989年、早稲田大学政治経済学部助手。1995年、早稲田大学政治経済学部専任講師。1997年、早稲田大学政治経済学部助教授。2002年、早稲田大学政治経済学部教授。2004年、イェール・ロースクールでJ.S.D.取得、早稲田大学法務研究科教授を兼任。2022年、60歳で他界。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:表現の自由・寛容・リベラリズム. 言論の自由と熟慮に基づく討議デモクラシー. 自由の構成としての憲法. 未完の憲法革命. 表現の自由とその限界. 表現の自由と人格権と. 表現の事前抑制と検閲. 表現の機会を求めて. 知る権利論. 災害と情報. 「学習の自由」と社会教育. 選挙資金規制についての一考察. 執行権と大統領制. 裁判官と表現の自由. 違憲裁判の影響力. リベラル・デモクラシーと裁判所. 権力分立の現代的意義
内容紹介 表現の自由と熟議民主主義を通じて、いかにして自由で民主的な社会を構想していくかを問い続けた憲法研究者、故・川岸令和の単著論文集。「表現の自由」に関して、その現況を解明し、活性化を展望した論文17本を選定のうえ併録する。
要旨 近年ますます苦境に立たされている「表現の自由」に対し、著者=故・川岸令和がかけた想いとは―。著者が「表現の自由」の現況を解明し、その活性化を展望する論文を17本収録した、初の単著論文集。著者へ学術的に大きな影響を与えたブルース・アッカマンの追悼文も収録。
目次 第1部 自由の構成としての憲法―自省的社会構築のための原理論(表現の自由・寛容・リベラリズム―表現の自由の一般理論のための予備的考察;言論の自由と熟慮に基づく討議デモクラシー―その予備的考察;自由の構成としての憲法―熟慮に基づく討議デモクラシーの可能性;未完の憲法革命―新しい時代の幕開けと美濃部達吉);第2部 表現の自由の諸相―苦境から展望へ(表現の自由とその限界;表現の自由と人格権と―『週刊文春』事件の衝撃;表現の事前抑制と検閲―表現の自由の源流、そしてその擁護のために ほか);第3部 自省的社会の制度的課題(選挙資金規制についての一考察―制度と権利の狭間で;執行権と大統領制―単一執行権論と単独主義をめぐって;裁判官と表現の自由―アメリカの経験を通して考える ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-535-52773-7   4-535-52773-3
書誌番号 1124024348
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124024348

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