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斎藤英喜 /著   -- 人文書院 -- 2024.7 -- 20cm -- 509p

資料詳細

タイトル 神道・天皇・大嘗祭
著者名等 斎藤英喜 /著  
出版 人文書院 2024.7
大きさ等 20cm 509p
分類 172
件名 神道-歴史 , 天皇-歴史 , 大嘗祭-歴史
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1955年、東京生まれ。日本大学文学研究科博士課程満期退学。現在、佛教大学歴史学部教授。宗教文化論、神話・伝承学、神話思想史。著書に、『増補 いざなぎ流 祭文と儀礼』(法蔵館文庫)、『折口信夫』(ミネルヴァ書房)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 天皇の皇位継承のために一世一度行われる皇室行事である「大嘗祭」について、その起源から現代までと、それを巡る論争と思想を描き出した1冊。学問分野を積極的に越境しつつ、神々と天皇、国家と宗教が絡み合う儀式の意味を探っていく。
要旨 大嘗祭は天皇の皇位継承のため一世一度行われる皇室行事である。神秘性を帯びたその儀式は古代から変化せず、天皇の神性と日本の伝統を示すものとされてきた。しかし、実際は何度も大きな変化をこうむり、数百年間の中断さえあった。この儀式が意味するものは何なのか。そして天皇、神道とは…。本書では、『古事記』『日本書紀』、アマテラス、陰陽道、中世神話、異端神道、平田篤胤、折口信夫など、著者のこれまでの研究のすべてを動員し、学問分野を積極的に越境しつつ、大嘗祭の起源から現代までと、それを巡る論争と思想を描き出す。圧倒の1200枚、ここに誕生。
目次 序章 「神道・天皇・大嘗祭」論をアップデートする;第1部 平成篇(平成二年、大嘗祭の現場へ;「お告げ文」の深層へ);第2部 古代篇(大嘗祭の起源神話とは;律令国家の構造と大嘗祭;祟りなすアマテラス;「神宮の祟りは定事なり」;もうひとつの伊勢神宮起源譚;平安王朝のアマテラス;「神道」の成立と苦しむ神);第3部 中世篇(伊勢神宮と中世神道;中世のアマテラスは何を語ったのか;戦乱のなかの伊勢神宮;「神道」のニュー・ウェーブ、吉田兼俱;中世天皇と即位潅頂);第4部 近世篇(大嘗祭の再興と垂加神道;光格天皇と本居宣長;近世の伊勢神宮と神道;平田篤胤、驚異の神道;水戸学派の大嘗祭);第5部 近代篇(維新変革のなかの大嘗祭;大正デモクラシーと大嘗祭;昭和三年の大嘗祭と折口信夫;異端神道の近代;「われ、神にあらず」―戦後天皇と神道の行方)
ISBN(13)、ISBN 978-4-409-54088-6   4-409-54088-2
書誌番号 1124024364
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124024364

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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