ちくま新書 --
中澤穣 /著   -- 筑摩書房 -- 2024.8 -- 18cm -- 215p

資料詳細

タイトル 中国共産党vsフェミニズム
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 中澤穣 /著  
出版 筑摩書房 2024.8
大きさ等 18cm 215p
分類 367.222
件名 フェミニズム-中国
著者紹介 1977年生まれ。一橋大学大学院修了後、2003年に中日新聞に入社。同社東京本社(東京新聞)社会部、外報部などを経て、2008年より4年間中国総局(北京)特派員として中国、台湾、香港などを担当。現在、同新聞政治部所属。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 中国に女権主義(フェミニズム)ブームがやってきた。自らの境遇に不満を募らせる女性たちの問いに、女権主義が答えを与えたからだ。Me Too運動の最中に現地取材をした中国特派員が見た抵抗と弾圧の最前線を描く。
要旨 中国に女権主義(フェミニズム)ブームがやってきた。「なぜこの社会は不公正で不条理なのか」。自らの境遇に不満を募らせる女性たちの問いに、女権主義が答えを与えたからだ。「天の半分を支える」といわれてきた中国の女性だが、建国以来、中国共産党最高指導部にその姿はない。改革開放政策は男女格差を広げ、出産や結婚から女性は遠ざかる。女性への暴力や人身売買の報道もあとを絶たない。女権主義を手に入れた女性たちに対し、政権は神経をとがらせる。MeToo運動の最中に現地取材をした中国特派員が見た抵抗と弾圧の最前線。
目次 第1章 中国に女権ブームがやってきた(女権主義ブーム;事件が映す性差別 ほか);第2章 なぜ「天の半分を支える」女性を恐れるのか(中国共産党の女性活用;法制度の改善 ほか);第3章 MeToo運動が中国に残したもの(弦子さんの訴え;なぜ司法の救済はなかったのか ほか);第4章 中国社会に響く不協和音(急速な少子化とちぐはぐな対応;結婚に背を向ける ほか);第5章 変革の新たな担い手(女性たちの白紙運動;「民運」とMeToo運動)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-07638-0   4-480-07638-7
書誌番号 1124025939
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124025939

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