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風呂・トイレ・水道の比較文化史 -- 朝日選書 --
福田眞人 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2024.8 -- 19cm -- 272p

資料詳細

タイトル 水と清潔
副書名 風呂・トイレ・水道の比較文化史
シリーズ名 朝日選書
著者名等 福田眞人 /著  
出版 朝日新聞出版 2024.8
大きさ等 19cm 272p
分類 498.02
件名 衛生-歴史 ,
注記 文献あり
著者紹介 京都市出身、名古屋大学名誉教授。学術博士。京都大学工学部卒、東京大学大学院(比較文学比較文化)修了。オックスフォード大学医学史研究所などを経て東華大学(上海)客員教授。専門は比較文化、医学史。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 われわれ人間の生活、生存のあらゆる面で存在し、活躍をしている「水」。その概念に普遍性はあるのか、もしあるとすればどのような歴史を経てそうなったのか。日本の歴史、世界の文化から、水と人、清潔の概念の諸相を照らし、その関係の変遷をたどる。
要旨 インド・ヒンドゥー教徒たちは汚穢あふれる聖なるガンジス川で沐浴し、イスラム教徒たちは水で浄めた身でなければモスクへ入ることを許されない。十字軍時代のキリスト教聖職者たちは、ローマ風呂での乱れた風俗を嫌い、イスラム教への対抗のため、身体を洗わず、糞尿の上に平然と座すことで聖者とあがめられた者もいた。江戸っ子の風呂好きは有名だが、最初に風呂の入浴を始めたのは京の公家たちだった。幕末明治の江戸東京では公衆浴場が大流行したが、陸軍医として清潔を旨としていた鷗外は、自宅に風呂があるものの、金盥にためた湯を使い手拭で身体を拭うのみだった。日本の歴史、世界の文化から、水と人、清潔の概念の諸相を照らし、その関係の変遷をたどる。
目次 序章 豊富な水と不足する水―すべての根源、インドの場合;第1章 水事情のいま;第2章 水と「清潔」という概念;第3章 水と衛生行政―英国の場合;第4章 江戸の水、明治の水;第5章 水の効能―水治療・温泉・海水浴;第6章 鷗外の手拭、北里の大風呂―清潔と近代;終章 変化とは―水の不足と世界の国々
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263134-3   4-02-263134-1
書誌番号 1124025970
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124025970

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 498 一般書 予約受取待 - 2076907989 iLisvirtual