伝統的思考法「見立て」「やつし」「もどき」 --
田口章子 /著   -- 雄山閣 -- 2024.8 -- 19cm -- 195p

資料詳細

タイトル 歌舞伎で日本文化論
副書名 伝統的思考法「見立て」「やつし」「もどき」
著者名等 田口章子 /著  
出版 雄山閣 2024.8
大きさ等 19cm 195p
分類 774
件名 歌舞伎
注記 並列タイトル:Japanese Culture Theory at KABUKI
著者紹介 京都芸術大学教授。博士(日本語日本文学)。著書に『江戸時代の歌舞伎役者』(平成11年度芸術選奨文部大臣賞新人賞)など。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 日本文化において特徴的なのが創造の際の発想方法である。その基本構造を多くの歌舞伎作品の検証によってその精神性を解明し、日本人に引き継がれてきた発想法の分析を通して日本文化誕生の原点に迫る。
要旨 型から創造する日本文化。江戸時代初期に誕生した歌舞伎が庶民の娯楽として大衆文化の中心を担ったのは、歌舞伎の表現が常に最先端であったためであり、その創作の発想法「見立て」「やつし」「もどき」にこそ日本文化に伝わる秘密があった。
目次 第1章 転換して現実化(「見立て」;「やつし」;「もどき」―作者の方法 ほか);第2章 二重の構造を読み解く―「神」から「人間」化への三段階(「見立て」―降臨した神の本質を人間界で表現する;「やつし」―人間界において神の本質を身分の差として表現する;「もどき」―人間界において神の本質を滑稽化、平易化する ほか);第3章 型と創造の日本文化(現代にもみられる伝統的思考法;伝統は創造の源)
ISBN(13)、ISBN 978-4-639-02992-2   4-639-02992-6
書誌番号 1124026585
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124026585

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