世紀末探偵神話 -- 新装版 -- 星海社FICTIONS --
清涼院流水 /著   -- 星海社 -- 2024.8 -- 19cm -- 854p

資料詳細

タイトル コズミック
副書名 世紀末探偵神話
版情報 新装版
シリーズ名 星海社FICTIONS
著者名等 清涼院流水 /著  
出版 星海社 2024.8
大きさ等 19cm 854p
分類 913.6
注記 初版:講談社 1996年刊
注記 文献あり
著者紹介 大説家。1974年、兵庫県出身。第2回メフィスト賞を受賞し、1996年に『コズミック 世紀末探偵神話』(講談社ノベルス)でデビュー。同作に続き『ジョーカー』『カーニバル』『彩紋家事件』などを発表。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 今年、1200の密室で1200人が殺される…。90年代ミステリ界を阿鼻叫喚の渦に巻き込み、新時代のミステリの幕開けとなった清涼院流水のデビュー作である密室ミステリを新装版として復刊。
要旨 『今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺される。誰にも止めることはできない』―一九九四年が始まった。まさにその瞬間前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。一年間―三六五日で一二〇〇人を殺そうと思えば、一日に最低三人は殺さねばならない。だが、一二〇〇年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の秘密を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場はきまって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている…。狙っているのは誰か?そして、狙われている者は?日本国民一億二千万人余の全員が、被害者にも容疑者にもなりうるという未曾有のスケールを備えた密室連続殺人には、警察、そして名探偵集団・JDC(日本探偵倶楽部)の必死の捜査も通用しない。日本全土は、恐怖のどん底に叩き落とされた。…同じ頃。海を隔てたイギリスでは、前世紀の悪夢が蘇っていた。かの切り裂きジャックの後継者を自称する者によって引き起こされた連続切り裂き殺人―それは、その猟奇性と不可解性において、日本の密室連続殺人に勝るとも劣らぬものだった。JDCきっての天才・九十九十九は、日英両国の怪事件を詳細に検討した結果、一二〇〇年間解かれることのなかった密室の秘密と、一〇六年間謎のままだった切り裂き殺人の秘密は、同一の根を有すると看破する。同一の根―それは、世界の秘密。自らの人生観をも根底から覆しかねない大いなる神秘に、名探偵をも超越したメタ探偵・九十九十九が挑む!
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-536718-6   4-06-536718-2
書誌番号 1124029142
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124029142

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー 913.6/セ 一般書 貸出中 - 2077051239 iLisvirtual