エクス・リブリス --
エミネ・セヴギ・エヅダマ /著, 細井直子 /訳   -- 白水社 -- 2024.9 -- 20cm -- 195p

資料詳細

タイトル 母の舌
シリーズ名 エクス・リブリス
著者名等 エミネ・セヴギ・エヅダマ /著, 細井直子 /訳  
出版 白水社 2024.9
大きさ等 20cm 195p
分類 943.7
注記 原タイトル:MUTTERZUNGE
著者紹介 【エミネ・セヴギ・エヅダマ】1946年トルコのマラチャに生まれる。東西ドイツやフランスで女優、舞台監督助手などとして働くかたわら、ドイツ語で作品を書きはじめる。2022年ドイツ最高の文学賞ゲオルク・ビューヒナー賞を受賞。ドイツ語圏以外の出身の作家の受賞は、1972年以来となり脚光を浴びた。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:母の舌. 祖父の舌. アラマニアのカラギョズ、ドイツの黒い目. ある清掃婦の履歴、ドイツの思い出
内容紹介 トルコ人女性である「わたし」は、祖国の政治的混乱から逃れ、ドイツのベルリンで暮らしている。「わたし」はどの瞬間に母の舌をなくしたのか、繰り返し自問し…。表題作のほか4作と、2022年ビューヒナー賞受賞記念講演も収録する。
要旨 「移民文学の母」と称されるトルコ出身ドイツ語作家の短篇集、初の邦訳!二〇二二年ビューヒナー賞受賞記念講演も収録。「母の舌」:トルコ人女性である「わたし」は、祖国の政治的混乱から逃れ、ドイツのベルリンで暮らしている。祖国での母との対話や祖母の姿、覚えている単語、友人が殺された記憶などを回想しつつ「わたし」は、どの瞬間に母の舌をなくしたのか、繰り返し自問する。そして母語を取り戻すために、祖父の言葉であるアラビア語を学ぼうと決心する。「祖父の舌」:「わたし」は失われた母語の手がかりを求め、ベルリンのアラビア書道の偉大な師、イブニ・アブドゥラーの門をたたく。指導を受けるうちに互いに愛しあい、「わたし」はイブニ・アブドゥラーの魂を身内に宿すと、アラビア文字たちは「わたし」の身体の中に眠りこんだ獣たちを目覚めさせた…。
ISBN(13)、ISBN 978-4-560-09093-0   4-560-09093-9
書誌番号 1124029784
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124029784

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