〈自己啓発文化〉の深層を解く -- 光文社新書 --
真鍋厚 /著   -- 光文社 -- 2024.9 -- 18cm -- 307p

資料詳細

タイトル 人生は心の持ち方で変えられる?
副書名 〈自己啓発文化〉の深層を解く
シリーズ名 光文社新書
著者名等 真鍋厚 /著  
出版 光文社 2024.9
大きさ等 18cm 307p
分類 361.4
件名 社会心理学 , 人生訓
著者紹介 1979年奈良県生まれ。大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程修了。評論家、著述家。出版社に勤務する傍ら評論活動を行っている。専門はコミュニティ、自己啓発、宗教、孤独・孤立、陰謀論、テロリズム、ネットリテラシー、映画批評など。著書に『山本太郎とN国党』(光文社新書)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 「より良い人生を切り拓こうとする思想」に、日本人は何を求めてきたのか。「コスパのよい人生」など、引き算型自己啓発の潮流をその核心とともに分析するほか、資本主義社会で要請され続ける自己啓発それ自体の歴史を紐解く。
要旨 頑張らず、上を目指さず、モノも求めない―。近年、能力と地位の向上を目指す従来型の自己啓発に逆行するような、そんな「意識低い系」の啓発書で数々のベストセラーが生まれている。とはいえそれは、一時的な、単なる逆張りから生まれた潮流ではない。自足によって主観的幸福を追求する「引き算型」は、社会的成功を目指す「足し算型」と同じく長い歴史をもった、自己啓発の本義に適った志向でもある。本書は、「コスパのよい人生」や「ミニマリズム」、あるいはスピリチュアル・ブームの骨子である「気づきの論理」など、引き算型自己啓発の潮流をその核心とともに分析するほか、資本主義社会で要請され続ける自己啓発それ自体の歴史を紐解く。「より良い人生を切り拓こうとする思想」に、日本人は何を求めてきたのか。
目次 1 引き算型自己啓発―現在(なぜひろゆきブームなのか;お部屋から革命を起こす);2 足し算型自己啓発―過去(それはアメリカ建国の父から始まった;中村天風から松下幸之助へ;通俗道徳という「見えない宗教」);3 終わりなき自己啓発―未来(『自助論』―一五〇年の誤読;終わりなき「自分磨き」へようこそ;幸福度競争社会)
ISBN(13)、ISBN 978-4-334-10422-1   4-334-10422-3
書誌番号 1124033267
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124033267

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戸塚 公開 Map 361.4 一般書 利用可 - 2077150687 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 361.4 一般書 利用可 - 2077163320 iLisvirtual