クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで --
カーロ・フェルベーク /著, 足立江里佐 /訳   -- 原書房 -- 2024.9 -- 22cm -- 221,10p

資料詳細

タイトル 図説鼻とにおいの文化史
副書名 クレオパトラからナポレオン、レディ・ガガまで
著者名等 カーロ・フェルベーク /著, 足立江里佐 /訳  
出版 原書房 2024.9
大きさ等 22cm 221,10p
分類 704
件名 鼻-美術上 , におい-美術上
注記 並列タイトル:ON THE NOSE
注記 原タイトル:Een kleine cultuurgeschiedenis van de (grote) neus
注記 文献あり
著者紹介 【カーロ・フェルベーク】1980年生まれ。アムステルダム自由大学において、キュレトリアル・スタディズで修士号、嗅覚の文化史の分野で博士号を取得。嗅覚アートを専門とする歴史家及び学芸員であり、2021年よりハーグ市立美術館の学芸員を務め、現在、同美術館で「ピート・モンドリアン&デ・ステイル」の主任学芸員として、美術館及びその他の施設で嗅覚に関するツアーガイドやワークショップを開催している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 人格を表す鼻、歴史を変えた鼻、失われた鼻…。なぜ人は「鼻」に特別な意味をもたせるのか。権力、美、アート、文学、アリストテレスの観相学からクレオパトラ、ナポレオン、そしてレディ・ガガまで、ユニークな図版とともにその歴史をたどる。
要旨 かつて大きな鼻は、知性、勇気、性格、地位の指標とされていた。そのためミケランジェロは折れた鼻の形に一生悩み、クレオパトラの大きな鉤鼻はより強調して描かれ、ダーウィンは小さな鼻のせいで乗船を拒否された。ではなぜ、大きな鼻は時代の流れとともに好まれなくなったのか。そして人はなぜ、鼻を人格の指標としてきたのか。美術史家で嗅覚の専門家でもある著者が、ユニークな図版とともに解説する。
目次 はじめに 鼻の歴史的意義;1章 最も「突出」している感覚器―ミケランジェロの運命を変えた鼻;2章 人格を表す鼻―顔の科学、あるいは観相学の原理;3章 歴史を変えた鼻―物議を醸したクレオパトラの美しさ;4章 立派な鼻は保存しなければならない―鼻の博物館「ナソテック」;5章 デナスタシオ(鼻を取り去ること)と梅毒―失って初めて、大切さを知る;6章 見直された鼻の印象―ロレンツォ・デ・メディチおよびダンテ・アリギエーリのデスマスクの話;7章 レオナルド・ダ・ヴィンチの知られざる一面―鼻の利く調香師;8章 東へ行っても、西へ行っても、我が鼻が一番(ではない?)―東インド会社によって融合した鼻;9章 ダーウィンが危うくビーグル号に乗せてもらえないところだった理由―知識を鼻にかけたラヴァターの影響;10章 ナポレオンの鋭い鼻―十九世紀の鼻科学;11章 私の鼻にケチはつけさせない―童話に描かれた典型的な鼻;12章 文学における鼻―ベルカンポからジュースキントまで;13章 アバンギャルドな鼻―モダンアートの香り;14章 民族的特徴―「ユダヤ鼻」と骨相学;15章 形成外科および鼻形成術―作られた鼻;16章 好戦的な鼻と多用性の尊重―ジョージ・エリオットからレディ・ガガまで;結び ミケランジェロの完璧な鼻
ISBN(13)、ISBN 978-4-562-07462-4   4-562-07462-0
書誌番号 1124033276
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124033276

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