同時代史の試み -- 中公選書 --
有馬学 /著   -- 中央公論新社 -- 2024.9 -- 20cm -- 277p

資料詳細

タイトル 「戦後」を読み直す
副書名 同時代史の試み
シリーズ名 中公選書
著者名等 有馬学 /著  
出版 中央公論新社 2024.9
大きさ等 20cm 277p
分類 210.76
件名 日本-歴史-1945~ , 読書
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 九州大学名誉教授。1945年北京生まれ。鹿児島県出身。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。福岡市博物館総館長などを歴任。著書に『福岡県の近現代』(共著)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 戦後80年。あらゆる面で列島史レベルの大きな社会変動を経験した我々は、今やこの歳月を語る前提すら失ってしまった。敗戦の年に生まれた歴史家が時代を照らし出した書物を読み返し、自身の価値観がどのように解体していったかを語る。
要旨 戦後八十年―。あらゆる面で列島史レベルの大きな社会変動を経験した我々は、今やこの歳月を語る前提すら失ってしまった。たとえばそれは、クルマという存在があたりまえのものとなり、若者が関心を寄せる対象ですらなくなったことにも表れている。本書は敗戦の年に生まれた歴史家が、人生のその時々に影響を受けた書物を「今」読み返し、血肉化された自身の価値観がどのように解体していったかを共通の言語として語る試みである。
目次 序章 意図と方法;第1章 私の教科書 大日本図書『国語5年‐1』『国語6年‐1』;第2章 「戦後」の終わり方、戦争の忘れ方 むのたけじ『たいまつ十六年』山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』;第3章 『暮しの手帖』という問題;第4章 テレビは現在を写す装置だった 萩元晴彦・村木良彦・今野勉『お前はただの現在にすぎない―テレビになにが可能か』小林信彦『テレビの黄金時代』;第5章 等身大の隣人―韓流前夜 関川夏央『ソウルの練習問題―異文化への透視ノート』『別冊宝島39 朝鮮・韓国を知る本』;第6章 高度消費社会は「戦後」か?―自動車をめぐるフォークロア 辻豊・土崎一『ロンドン―東京5万キロ―国産車ドライブ記』徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び』;終章 「戦後」の始源へ 山田風太郎『戦中派不戦日記』『滅失への青春―戦中派虫けら日記』
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-110155-6   4-12-110155-3
書誌番号 1124033634
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124033634

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 210.76 一般書 予約受取待 - 2077178204 iLisvirtual
公開 210.7 一般書 貸出中 - 2077217935 iLisvirtual