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人文学から再開発を問う --
太田和彦 /編著, 吉永明弘 /編著, 北條勝貴 /〔ほか〕著   -- ヘウレーカ -- 2024.9 -- 19cm -- 295p

資料詳細

タイトル 都市の緑は誰のものか
副書名 人文学から再開発を問う
著者名等 太田和彦 /編著, 吉永明弘 /編著, 北條勝貴 /〔ほか〕著  
出版 ヘウレーカ 2024.9
大きさ等 19cm 295p
分類 518.8
件名 都市再開発 , 自然保護
注記 文献あり
著者紹介 【太田和彦】南山大学総合政策学部准教授。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。博士(農学)。専門は環境倫理学、食農倫理学、シリアスゲーム。翻訳書に『LIMITS』(ヨルゴス・カリス、大月書店、2022年)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:場所の記憶から照射するジェントリフィケーション 北條勝貴著. 人と深い関わりがある自然の保全の理念はどうあるべきか 鬼頭秀一著. 都市における自然の価値 吉永明弘著. 都市の生きた遺産としてのグリーンインフラ 太田和彦著. ヨーロッパの持続可能な都市の輪郭 穂鷹知美著. すべての生き物のためにデザインされた共存共栄都市へ ルプレヒト・クリストフ著. 将来世代にどのような都市を残すか 吉永明弘著. 生活の時間と公園の時間 青田麻未著. 場所や自然とどのような関係をもつべきか 高橋綾子著. より多くの人々が都市を故郷と呼ぶ時代に向けて 太田和彦著
内容紹介 関係的価値、グリーンインフラ、将来世代への責任、マルチスピーシーズ…。神宮外苑再開発問題で注目される都市計画や環境問題のキーワードを軸に、歴史学、倫理学、地理学、美学などの多様な視点から、都市再開発のあり方、進め方について考察する。
要旨 各所で進む都市の再開発や樹木伐採。例えば神宮外苑再開発では市民や専門家から反対や再考を促す声があがり、その動向が注目されてきたが、開発する側は進める姿勢を崩していない。そんな状況をふまえ、倫理学、歴史学、美学など人文学の研究者たちがそれぞれの分野から、関係的価値、グリーンインフラ、将来世代への責任、マルチスピーシーズなどのキーワードを軸に、都市の再開発のあり方や進め方について論じる。都市の自然と人とのかかわり、都市の自然がもたらすかけがえのないものについて人文学の視点から光をあて、再開発が蝕むものは何か、そうではない再開発の可能性について諸外国の例などもまじえて論じる。都市計画や環境問題に関心のある方はもちろん、自分の住む街のこれからを考えたい方におすすめです。
目次 1 神宮外苑再開発を問う(場所の記憶から照射するジェントリフィケーション;人と深い関わりがある自然の保全の理念はどうあるべきか―自然の関係的価値の視点からの神宮「外苑」問題;都市における自然の価値―「機能的価値」と「関係的価値」の視点から);2 持続可能な都市をめざして(都市の生きた遺産としてのグリーンインフラ;ヨーロッパの持続可能な都市の輪郭―気候変動への対応、スクラップ&ビルドしない再開発;すべての生き物のためにデザインされた共存共栄都市へ―マルチスピーシーズ都市とはなにか;将来世代にどのような都市を残すか―杜の都・仙台の実践);3 美学と詩学から人と環境との関わりを考える(生活の時間と公園の時間―都市における自然がもつ美的意義;場所や自然とどのような関係をもつべきか―生態地域主義と環境詩学の視点から;より多くの人々が都市を故郷と呼ぶ時代に向けて)
ISBN(13)、ISBN 978-4-909753-19-9   4-909753-19-2
書誌番号 1124035605
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124035605

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 518.8 一般書 予約受取待 - 2077290500 iLisvirtual