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パトリシア・ロレンス /著, 太田良子 /訳   -- 而立書房 -- 2024.10 -- 22cm -- 319,17p

資料詳細

タイトル エリザベス・ボウエン作家の生涯
著者名等 パトリシア・ロレンス /著, 太田良子 /訳  
出版 而立書房 2024.10
大きさ等 22cm 319,17p
分類 930.278
個人件名 ボーエン エリザベス・ドロシア・コール
注記 原タイトル:Elizabeth Bowen
注記 文献あり 著作目録あり 索引あり
著者紹介 【パトリシア・ロレンス】米国ニューヨーク市立大学名誉教授。越境するモダニズム、ブルームズベリ・グループ、女性作家について幅広く執筆。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 生涯で10編の長編小説と、約90の短編小説を執筆した、作家のエリザベス・ボウエン。緑の国アイルランド、戦禍にさらされた大都市ロンドン、様々に移り変わる模様のようなボウエンの創作を、20世紀の歴史とともに解き明かす。
要旨 エリザベス・ボウエン(1899〜1973)はアイルランドに生まれ、イングランドによる植民地支配から独立する祖国を見守った作家である。作家ボウエンを誕生させたのはアイルランドとイングランド、そして二度の世界大戦であり、二つの祖国を取り囲む歴史は彼女のフィクションの源泉といえよう。本書では、戦中を生き抜いた女性作家ボウエンの複雑な一面を描出する。幼少期より発症した吃音、広壮なボウエンズ・コートでの生活、第二次大戦中はアイルランドに渡り、中立策を取ったアイルランドの内情をチャーチルに報告、夫アランとの結婚生活はボウエンにとって安定した日々を意味したが、複数の婚外関係が存在した…。ヴァージニア・ウルフ、メイ・サートンをはじめとする文学上の交友関係も詳述され、現実と虚構を豊かに行き来した作家の姿を浮かび上がらせる。ボウエンの生涯と作品を深く読み込み、難解とされる文体の謎にも迫る濃密な文芸批評。
目次 第1章 はじめに;第2章 変化;第3章 想像の領域;第4章 アウトサイダー;第5章 恋愛と恋人たち;第6章 戦争のスナップショット;第7章 芸術と知性;第8章 さまようまなざし;第9章 過去から読む;第10章 晩年のライフ・コラージュ;第11章 おののく心
ISBN(13)、ISBN 978-4-88059-443-9   4-88059-443-1
書誌番号 1124035956
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124035956

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