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トゥーマー、アンダソン、ウィンダム・ルイスとヘミングウェイ --
中村亨 /著   -- 論創社 -- 2024.10 -- 20cm -- 249p

資料詳細

タイトル かき乱す〈黒人〉の声
副書名 トゥーマー、アンダソン、ウィンダム・ルイスとヘミングウェイ
著者名等 中村亨 /著  
出版 論創社 2024.10
大きさ等 20cm 249p
分類 930.29
件名 黒人文学-歴史-20世紀 , アメリカ文学-歴史-20世紀
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1966年、京都府生まれ。1995年青山学院大学大学院博士後期課程満期退学。中央大学教授。主な著書に『ターミナル・ビギニング――アメリカの物語と言葉の力』(論創社、2014年、共著)など。訳書に『一九二二年を読む――モダンの現場に戻って』(水声社、2021年)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:序章. アンダソンとトゥーマー. 見つめられる白人. つきまとう『暗い笑い』. 黒い仮面へのためらい. 抑圧的規範への抵抗. 男性的規範の圧制と、抵抗する黒人達
内容紹介 ハーレム・ルネッサンスを担った黒人作家ジーン・トゥーマーと、アーネスト・ヘミングウェイら同時代の3人の前衛的白人作家たち。黒人文学と白人の文学の相互交渉をつぶさに検証し、当時の英語圏における、人種をめぐる文学上の闘争と交渉を浮き彫りにする。
要旨 ハーレム・ルネッサンスを担った黒人作家と、同時代の三人の前衛的白人作家たち。アンダソンのアフリカ系アメリカ人の文化への傾倒を表す小説Dark Laughterと、ヘミングウェイが書いたその小説のパロディThe Torrents of Spring、さらにそのパロディへのウィンダム・ルイスの賞賛を軸として、黒人文学と白人の文学の密接な相互交渉をつぶさに検証。当時の英語圏における、人種をめぐる文学上の闘争と交渉を浮き彫りにする意欲作。
目次 序章;第1章 アンダソンとトゥーマー―視線の暴力をめぐる、テクスト間の対話;第2章 見つめられる白人―ウィンダム・ルイス『白い輩』とアンダソン;第3章 つきまとう『暗い笑い』―『春の奔流』の文化的位置取りと、反復されるトラウマ;第4章 黒い仮面へのためらい―「ポーター」の草稿を読む;第5章 抑圧的規範への抵抗―ミンストレル・ショーの転用と『武器よさらば』;第6章 男性的規範の圧制と、抵抗する黒人達―「殺し屋」と『持つと持たぬと』を中心に
ISBN(13)、ISBN 978-4-8460-2385-0   4-8460-2385-0
書誌番号 1124037029
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124037029

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