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米文学者による日本女性作家論 --
小林富久子 /著   -- 彩流社 -- 2024.10 -- 20cm -- 258,10p

資料詳細

タイトル クァーキーな女たちの伝統
副書名 米文学者による日本女性作家論
著者名等 小林富久子 /著  
出版 彩流社 2024.10
大きさ等 20cm 258,10p
分類 910.26
件名 女性作家-日本-歴史-明治以後
注記 並列タイトル:Tradition of“Quirky”Women
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 早稲田大学名誉教授。ノースカロライナ大学英文科および大阪外国語大学英語科卒業。早稲田大学文学研究科博士課程満期退学。早稲田大学商学部および教育学部・研究科でアメリカ文学担当、同大ジェンダー研究所で初代所長も務める。ハーバード大学およびカリフォルニア大学バークレー校客員研究員。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:大正期のパイオニア的フェミニスト女性作家たち. 森三千代の「東南アジア」小説. 反逆の構造. 「黒さ」と想像力. 「制度としての母性」対「経験としての母性」. 山姥は笑っている. トニ・モリスンと津島佑子. 「狭間」から書く在日コリアン女性作家たち. 世界/地球文学としての日本・韓国の女性文学. 「ポストフェミニズム」世代としての「摂食障害小説」作家たち. 伊藤比呂美における「エコロジカル・フェミニスト」詩人への道筋
内容紹介 大正~現代まで、ラディカルな問いかけをしてきた日本の女性作家たち。現在のフェミニズムの状況も踏まえ、長年、日本女性文学の研究を続けてきた米文学者ならではの「読み」を提供。日本の女性文学が示す多様な問題意識や視座の豊かさを明らかにする。
要旨 大正〜現代まで、ラディカルな問いかけをしてきた日本の女性作家たち。現在のフェミニズムの状況も踏まえ、長年、日本女性文学の研究を続けてきた米文学者ならではの「読み」を提供する。クァーキーとは…「風変わりな」「つむじ曲がりの」といった意味で、近年、英語圏での日本女性文学評でよく使われている。
目次 第1章 大正期のパイオニア的フェミニスト女性作家たち―田村俊子と宮本百合子;第2章 森三千代の「東南アジア」小説―「国違い」「帰去来」における「民族」および「混血」のテーマ;第3章 反逆の構造―円地文子『女坂』を読む;第4章 「黒さ」と想像力―有吉佐和子『非色』の世界;第5章 「制度としての母性」対「経験としての母性」―アドリエンヌ・リッチの「母性」論から読む一九六〇年代末―八〇年代の女性作家たち;第6章 山姥は笑っている―円地文子と津島佑子;第7章 トニ・モリスンと津島佑子;第8章 「狭間」から書く在日コリアン女性作家たち―李良枝『由煕』を中心に;第9章 世界/地球文学としての日本・韓国の女性文学;第10章 「ポストフェミニズム」世代としての「摂食障害小説」作家たち―松本侑子、小川洋子、赤坂真理;第11章 伊藤比呂美における「エコロジカル・フェミニスト」詩人への道筋―「カノコ殺し」から『河原荒草』まで
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2999-5   4-7791-2999-0
書誌番号 1124037326
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124037326

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 910.26 一般書 回送中 - 2077228678 iLisvirtual