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朝日選書 --
帚木蓬生 /著   -- 朝日新聞出版 -- 2024.10 -- 19cm -- 245p

資料詳細

タイトル 源氏物語のこころ
シリーズ名 朝日選書
著者名等 帚木蓬生 /著  
出版 朝日新聞出版 2024.10
大きさ等 19cm 245p
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 文献あり
著者紹介 1947年、福岡県生まれ。作家、医学博士・精神科医。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。北九州市八幡厚生病院副院長等を経て、福岡県中間市で通谷メンタルクリニックを開業し、現在は専業作家。著書に『守教』(新潮社)(吉川英治文学賞、中山義秀文学賞)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 『源氏物語』という名作を底支えしている、300以上もの心の言葉から、紫式部のネガティブ・ケイパビリティに注目、その創作視点に迫る手引書。恋に挑む7つの「三角関係」に複雑な心の道筋を追う。
要旨 精神科医で小説家の著者が、50年にわたって読みこんできた『源氏物語』。この長大な名作が、千年の時を読みつがれてきた秘密とは何か。全54帖を通して繰り返される別離と死別の様相。主な25人の女君たちの生き方、人生観の違いを「心表現」でどのように描きわけたのか。さらに藤壷宮をめぐる光源氏と桐壷帝のように、恋に挑む7つの「三角関係」に複雑な心の道筋を追う。本居宣長、小林秀雄の『源氏物語』への洞察を礎に、短篇『源氏の君の最後の恋』を書いたユルスナールにつなげる独自な文学地図を示し、微細で多様な心の言葉から大作に向かう道筋を解きあかす。紫式部の「ネガティブ・ケイパビリティ」を丹念に探り当てた、真新しい視点による『源氏物語』の最良の手引書。
目次 第1章 紫式部が「こころ」をとらえる基本のことば;第2章 源氏物語五十四帖のあらすじ、別離と死別;第3章 こころの対比;第4章 不安と迷いに揺らぐこころ;第5章 物語を動かす興味を持つ心;第6章 現代語とは異なる三つの「心」表現;第7章 主な女君たち二十五人の心;第8章 光源氏の恋挑みと心;第9章 文化・風俗の中の心;第10章 四十七帖「総角」は紫式部の最高到達点;第11章 心と魂・胸・身
ISBN(13)、ISBN 978-4-02-263135-0   4-02-263135-X
書誌番号 1124037907
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124037907

所蔵

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鶴見 公開 913.3 一般書 貸出中 - 2077195095 iLisvirtual
公開 913.3 一般書 貸出中 - 2077311800 iLisvirtual
都筑 公開 913.3 一般書 予約受取待 - 2077153023 iLisvirtual
戸塚 公開 913.3 一般書 貸出中 - 2077152973 iLisvirtual
公開 913.3 一般書 貸出中 - 2077158017 iLisvirtual