古代朝鮮に倭の拠点はあったか -- 中公新書 --
仁藤敦史 /著   -- 中央公論新社 -- 2024.10 -- 18cm -- 238p

資料詳細

タイトル 加耶/任那
副書名 古代朝鮮に倭の拠点はあったか
シリーズ名 中公新書
著者名等 仁藤敦史 /著  
出版 中央公論新社 2024.10
大きさ等 18cm 238p
分類 221.036
件名 朝鮮-歴史-加羅諸国 , 日本-外国関係-朝鮮-歴史-古代
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 1960年静岡県生まれ。89年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。98年博士(文学)。国立歴史民俗博物館歴史研究部助手・准教授などを経て、2008年より教授。専攻・日本古代史。著書に『古代王権と東アジア世界』(吉川弘文館、2024年)他多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 加耶/任那は3~6世紀に存在した朝鮮半島南部の小国群を指す。この小国群の歴史を正しく理解するうえでは、解決すべき大きな課題がいくつかある。古代東アジア史の大きな争点である同地域の実態を実証研究から明らかにする。
要旨 加耶/任那は3〜6世紀に存在した朝鮮半島南部の小国群を指す。『日本書紀』は任那と記し、「任那日本府」の記述などから長く倭の拠点と認識されてきた。だが戦後、強く疑義が呈される。歴史教科書の記述は修正が続き、呼称も韓国における加耶へと変わる。他方で近年、半島南部で倭独自の前方後円墳の発掘が相次ぎ、倭人勢力説が台頭する。本書は、古代東アジア史の大きな争点である同地域の実態を実証研究から明らかにする。
目次 序章 加耶/任那研究の歩み;第1章 檀君神話から金官・大加耶へ;第2章 弁韓からの発展―四世紀の動向;第3章 大加耶の成長と倭臣―五世紀〜六世紀初頭;第4章 百済・新羅による蚕食と抵抗―六世紀;第5章 滅亡後―倭の揺れる「任那」認識;終章 加耶とは何か―国民国家を超えて
ISBN(13)、ISBN 978-4-12-102828-0   4-12-102828-7
書誌番号 1124040040
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124040040

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