環境物理学入門 --
宿谷昌則 /著   -- 建築資料研究社 -- 2024.10 -- 21cm -- 334p

資料詳細

タイトル 人・建築・地球とエクセルギー
副書名 環境物理学入門
著者名等 宿谷昌則 /著  
出版 建築資料研究社 2024.10
大きさ等 21cm 334p
分類 528
件名 建築環境工学 , エクセルギー , 熱力学
注記 並列タイトル:Human Being Architecture Earth and Exergy
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 東京都市大学名誉教授、LEXS design研究室主宰。専門:建築環境学・環境物理学。1953年、東京生まれ。1976年、早稲田大学理工学部建築学科卒業。1982年、早稲田大学大学院博士課程修了(工学博士)。東京大学生産技術研究所客員教授などを経て、2019年、東京都市大学環境学部を定年退職・名誉教授。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
要旨 本書で著者は建築環境学の視点から熱力学・人間生物学の領域に踏み入る。例えば、ニワトリ受精卵の孵化プロセスに建築のパッシブ型技術とアクティブ型技術の原形を見る。水飲み鳥の玩具を用いて、地球環境システムの動的平衡の仕組みを示す。また重力と太陽光の振る舞いに応じた体内時計の同調性から明るさ一定不変の室内照明に警鐘を鳴らす。様々な光子の重さの違いを読者に描像させてから、室内側・室外側に設けた日除けの効果の違いがなぜ起こるのかについて教示する。さらに読者は炎天下、舗装道路や建築外壁面が40℃を超える温度になるのになぜ植物の葉面がそうならないかを理解することで、生命系を含めた地球環境システムの成り立ちの理解を深めていく。著者は述べる。「外なる自然と内なる自然が創造した様々な仕組みを賢く模倣する。それが人間の創出すべき技術の基本でしょう」と。建築環境学の視点からその礎となるべき環境物理学を構想するエクセルギー研究第一人者による“人・建築・地球”をめぐる40講。
目次 第0章 改めて何を問い、学ぶか?;第1章 環境と情報をどう読むか?;第2章 技術と自然をどう読むか?;第3章 つながる自然を読む;第4章 改めて知る光と熱の振る舞い;第5章 エネルギー・エントロピー・エクセルギー;第6章 拡散・凝集の振る舞いを読む;第7章 人体の振る舞いとエクセルギー;第8章 流れ・循環を成す自然と技術
ISBN(13)、ISBN 978-4-86358-954-4   4-86358-954-9
書誌番号 1124040967
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124040967

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