啓蒙時代のペットとメディア --
貝原伴寛 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2024.11 -- 22cm -- 398,85p

資料詳細

タイトル 猫を愛でる近代
副書名 啓蒙時代のペットとメディア
著者名等 貝原伴寛 /著  
出版 名古屋大学出版会 2024.11
大きさ等 22cm 398,85p
分類 645.7
件名 猫-フランス-歴史-18世紀
注記 並列タイトル:Le Grand sacre des chats
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1992年、千葉県に生まれる。2018年、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2023年、フランス社会科学高等研究院(EHESS)歴史研究センター博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)、博士(歴史と文明)。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容紹介 かつては害獣対策はもちろん、薬用や祝祭の犠牲にも供されていた猫。なぜ、どのようにして「愛らしいペット」になったのか。啓蒙期フランスの科学・文学・美術を通して、「文明」の伴侶としての猫観の誕生に迫り、人々の感情の大転換を跡づける。
要旨 人と動物の感情史。かつては害獣対策はもちろん、薬用や祝祭の犠牲にも供されていた猫。なぜ、どのようにして「愛らしいペット」になったのか―。啓蒙期フランスの科学・文学・美術を通して、「文明」の伴侶としての猫観の誕生に迫り、「ネコ好き」社会をもたらした、人々の感情の大転換を跡づける。
目次 愛の歴史をどう書くか;第1部 「野蛮」の発明(「猫の大虐殺」を読みなおす―マルチスピーシーズな歴史のために;資源としての猫―飼う、売る、食べる;猫と医療のフランス革命―“猫で治す”から“猫を治す”へ);第2部 愛好家の目覚め(貴族社会のセレブ猫―ルイ一四世期のサロンとメディア;猫の歴史家モンクリフ―書物がつくる感情共同体);第3部 表象による馴致(博物学者の猫論争―ビュフォンと啓蒙の問題系;長靴を脱いだ猫―寓話詩と妖精譚;優雅なふれあい―ロココ時代の猫絵画);第4部 感情のかたどり(愛猫通信―飼い主たちの感情表現;大学街の猫裁判―醜聞事件と感情の暴露);猫の歴史を考える
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-1172-3   4-8158-1172-5
書誌番号 1124041643
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124041643

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