ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制 --
ヤン=ヴェルナー・ミュラー /著, 古川高子 /訳   -- みすず書房 -- 2024.11 -- 20cm -- 169,21p

資料詳細

タイトル 恐怖と自由
副書名 ジュディス・シュクラーのリベラリズム論と21世紀の民主制
著者名等 ヤン=ヴェルナー・ミュラー /著, 古川高子 /訳  
出版 みすず書房 2024.11
大きさ等 20cm 169,21p
分類 309.1
件名 自由主義
注記 原タイトル:FURCHT UND FREIHEIT
著者紹介 【ヤン=ヴェルナー・ミュラー】プリンストン大学ロジャー・ウィリアムズ・ストラウス記念社会科学教授。オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジの研究員ほか、数多くの大学で客員教授を歴任。本書『恐怖と自由』で2021年のバイエルン図書賞を受賞。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容 内容:恐怖と自由. 恐怖のリベラリズム ジュディス・シュクラー著
内容紹介 人びとはなぜ、リベラルをこれほど攻撃したがるのか。リベラルの自己批判は妥当なのか。リベラルへの批判とリベラルの自虐、双方の迷走を整理し、「下からの」リベラリズムを示す。ジュディス・シュクラーの「恐怖のリベラリズム」全訳を併録。
要旨 これほど多くの人がリベラルを攻撃したがるのはなぜだろう。その攻撃に正当性はあるのだろうか。リベラリズムを打ちのめして生まれる非リベラルな社会は、リベラルな民主制社会より良くなるのだろうか。それは誰にとって、どう良くなるのだろう。執拗な攻撃を受けてリベラルは自己批判を始めたが、それが実を結んでいないのはなぜだろう。―こうした問いにどう答えるかは、リベラリズムをどうとらえるかによる。そこで本書が指針にするのはジュディス・シュクラーである。シュクラーは20世紀の最も重要な政治思想家のひとりであり、本書はその著名な論文「恐怖のリベラリズム」に依拠している。これは、身体的・精神的な残虐さの恐怖に人びとをさらす権力を注視し、そうした恐怖の低減をリベラリズムの礎に置く思想である。一見とても平凡に見えるこの思想がリベラリズムの真価をよく示しているということを、本書は21世紀の今の状況に即してリアルに語っている。「リベラリズムは時代遅れなのか。廃れるべきは、偽りの方程式、偽りの対立、さらに誤った一般化を扱うリベラリズムについての議論である」。巻末には「恐怖のリベラリズム」の全訳を併録した。
目次 出発地―自己満足と自虐の狭間から;第1章 これは一方通行路なのか?;第2章 むち打ち症をわずらう;第3章 シュクラーの地図を見る;第4章 新しいルートを検索する;到着地、ただし目的地ではない;「恐怖のリベラリズム」(ジュディス・シュクラー)
ISBN(13)、ISBN 978-4-622-09735-8   4-622-09735-4
書誌番号 1124043167
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1124043167

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